[3年生]
「東京発見伝」ツアーバスで都心・下町を紹介
いよいよ最後の週になりました。
土曜日の発表会に向けてラストスパート。
発表のスタイルについては
『仮想バスツアーというかたちで』
『撮った写真や動画をスライドで流しながら』
『停まる場所は7箇所ぐらい』
『それぞれの場所で感想や意見を入れる』
ことなどを決めたものの、停まる場所、停まる順番という
基本的なことでお互いが譲らず、
全ルートの決定は最後まで難航。
一人の子から出ていた、
「タイムスケジュールを盛り込んだ簡単なチラシを作れないかな。」
というアイデアは立ち消えになってしまった。
ルートが決まらずともやるべきことは山積。
こちらであらかじめ、スライド用の写真の選定作業をしていると、
「ルンルルルルル、山手線、真ん中通るは・・・線」
と鼻歌まじりの動画がデジカメから。
先週、夢の下町バスに視察乗車した際、
興奮しすぎ、はしゃぎまわっているだけかと思っていたら
しっかりと仕事をこなしていてくれた。
思わず心の中で(でかした!)と叫んでしまった。
この子は、雷おこしの実演販売の動画もしっかりと
カメラに収めていて、その姿を思い出し
あらためて頼もしさに気づかされました。(感謝!)
発表が近づくにつれ、ルートについてお互いが、
だんだんと譲歩しはじめ、また、
「この場所については自分が話をしたい。」
といった意地の張り合いも消えて
何とか発表のかたちは整いました。
【TCSから浅草橋、かっぱ橋へ、その後浅草から東京地裁と国会を通り、最後は都庁】
と巡るルートが決まりました。
そして、コメントを一人だけで担当する場所と
二人で協力して行う場所も決めました。
しかし、発表の練習をする時間はあまり残っておらず、
少なからずの不安を抱えて本番を迎えることとなってしまった。
ところが発表当日、二人はあわてることもなく
「足を棒にして得たことを、うまく伝えることができるのだろうか。」
というこちらの不安をよそに、なかなかのパフォーマンスを見せてくれました。
TCSからスタートしたツアーバスを、順調に最後の目的地都庁へと走らせ、
無事任務を果たしました。
伝えたいこともあるていど皆さんに伝わったようです。
二人にとって、きっと自信へとつながる経験となったことでしょう。
TY
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