新しいテーマは「ありがとうにありがとう」
自分の生活がどれだけ誰かや何かのお世話になっているか、
自分の生活はたくさんの「ありがとう」に囲まれているということ
に意識的になって欲しい。そんなテーマです。
普段から、みんなで声を掛け合って、「ありがとう」「ごめんね」などを
お互いにためらいなく言えるように気をつけています。
スクールの中ではだんだん習慣化してきてはいるのですが、ちょっと待って!
家族など周りの人たちに「ありがとう」を伝えられているでしょうか?
1,2年生たちにとって家族など周りの人達にしてもらっていることは
「有り難い」ではなくて、「当たり前」になってしまっていることが多いのです。
無意識の領域です。
だから、それを意識化するために、まずは自分の生活を振り返ってみよう!
と、いうことで朝起きてから夜寝るまでの生活を、
一人ひとり思い出しながら発表し、
スタッフはそれぞれの子ごとに
ホワイトボードに書き出していきます。
これだけでも、
ちゃんと思い出そうとしたら大変な作業。
自分の生活を、大まかにしか意識していない子もいますが、
今回は細かく思い出すことが重要なのです。
そこで、役割分担をして、一日の生活を細かく再現してみることに!
「朝ごはんを食べる」
「お父さんはボクがご飯食べてる頃出かけていく」
「はい、お父さん役の人出かける、お母さん役の人お見送り、
ボクは朝ごはんを食べる。」
いよいよボクのお出かけ。
「お母さんと一緒に出かける。」
そしてお母さん役の人と一緒に出かけます。
こんな風にして、やっと細かくそれぞれの子が自分の生活を意識化していきました。
さあ、ここにどんな人たちがどんな風にかかわっているのでしょうか?
YT
※TCS2009年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。