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職人になる!!

新しいテーマが始まりました。
いきなり今回のゴールを伝えます。
「みんなに職人になってもらいます。東京コミュニティスクールから依頼を受けて、
椅子を作ります。納期は、発表会の日です。」
すると、「ええっ!」と驚きの声。
今回のテーマは、椅子作りを通して『いい仕事』を実践していきます。
結果がすべての厳しい世界です。


その後、タイトル「いい仕事してますね。」と伝えると・・・
いい仕事ってなんだ?という声があがり、自分達でまず考えてみました。

「いい仕事?人の役に立つ仕事!」
「信頼できることが大切」「安全なこと」「地球にいいエコロジー」
「人を楽しませる」「すごい技術」
「えっ、でも、安全は関係ないんじゃない、危険な仕事でもいい仕事はあるから」
「人を守るという意味ではありかな?」

いろんな意見が飛び交い、議論しました。

さて、次の日は早速、職人の仕事ぶりを見て、実際に学ぼうということで、
奥多摩にある「注文家具工房エミケン」(http://www.emiken.com)を訪れました。
家具作り職人の佐藤健一さんと奥様があたたかく出迎えてくれました。

職人になる!!_01「どういうものが職人だと思う?」と質問され、自分達のイメージを伝えていきます。
「無口というイメージ」
「何でも仕事のことは知っている」
「なんかおじいさんのイメージがあった」
「ベテランのイメージ」・・・
子どもたちもメモを取りながら真剣に聞いていました。

職人とはということについて深く話してくれました。
「嫌に思うこともあるけど気持ちの切り替えが大切」
「期限が決められていることがある大切だ」
「家具作りのの世界では段取り八割という言葉があるのだ」
「趣味と仕事ということは大きく違うことは・・・」

職人さんからの体験談からの話はその経験の重さを感じられました。
また、その家具作りにかける熱い思いは、その口調にも感じられました。

その後、工房も見学させていただきました。
実際の図面も見せてくれたり、家具作りの流れを説明してくれたり、木を加工するところも実際に見せてくれました。

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集中して行っているその姿から子どもたちも何やら感じているようでした。
今回貴重な体験をさせていただきました。エミケンさんありがとうございました。

次の日、職人になるためにはということをまとめました。
振り返りをしていると、次のことが浮かびあがりました。

職人の教訓
「手を抜かない」・・・たとえ嫌な気持ちも切り替えて仕事に打ち込む
「段取り八割」・・・準備など影では地道な大変な作業があり、それこそが大切
「よい加減」・・・こだわりたいけれど、予算の中で時間の中で最大限にお客さんを満足させる

来週は、下積みあっての職人ということで、木について知り、実際に道具の使い方をマスターするために修行します。


TK




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