新テーマ、「サインを受信せよ!」
まずは本で数種類のサイン・マークを見ながら話していると・・・
「電車の中で見たよ」「北海道の道路にあった」「同じのが道路にも書いてあったよ」
などなど身近な物だけに子ども達の発言も活発です。
では早速、身の回りのサイン・マークを集めに出かけましょう!
犬も歩けば棒にあたるではありませんが、
スクールから出たとたんに様々なサイン・マークに行き当たります。
「あったよ!」「これこれ!」「見てみて!」と、待っていられず、走り出してしまうくらい、
のりのりでたくさんのサイン・マークを集めることができました。
そして、撮ってきた写真を見ながらこれは、サイン・マークかどうかふり返りました。
すると、意見が分かれたものの内の一つがこれ、
東高円寺駅の階段に貼られている「左側通行」のステッカー。
ある子は、「文字だからマークじゃない」と言いました。
それに対して「マークだ」と引かない子。
どうしてかというと
「これは、車掌さんや運転手さんがみんなで話して
ここに貼った方がいいと思って貼ったから。」
サイン・マークを提示する側の視点に立った意見がはじめて出ました。
いいぞいいぞ!受信するためのアンテナはちゃんと立っています。
話し合いをしながら、3人がそろって「これはマークだ!」と言える物、
一人でも疑問を呈した物、の二つのグループに分けました。
すると、みんなの発言や、それらの写真を見ていくうちにいくつかのキーワードが上がってきました。
「何かを伝えている」「絵」「文字だけ」
3人とも、サイン・マークはみんなに何かを教えたり、伝えたりしている物だと
はっきりと認識し始めています。来週は、サイン・マークの作り手さんとお会いし、
伝えるためにどんな工夫をしているか、何を大切にしているかなどプロの意気込みを伺います。
子ども達の中でまた何かが変化していくのが楽しみです。
おまけ・・・「元気」を表すマークを身体でやってみました!
YT