ハローワーク 2週目からは、何をするかというと
実際にお話を伺うために、何人かの保護者の方に
協力していただく事にしました。
今週はエステティシャンをしているお母さんと
昭和シェルに勤めているお父さんにインタビューさせていただきました。
これまでのインタビューでは事前に質問を用意し、
一問一答式で答えていただくものでした。
しかし、今回のインタビューは少しレベルアップを図ります!
『質問の答えを聞いてそれに対してまた質問をする。』
という事です。
果たしてうまくいくのでしょうか?
「なんでこの仕事をしようと思ったのですか?」
子ども達からの最初の質問です。
「キレイになりたくてこのお仕事したかったの。
あと女性だから結婚して子どもができても続けられるように
手に職をつける仕事をしなきゃ!と思ったの。」
「小さい頃は学校の先生になりたかったんだけど
色々と研究する事がしたくてこの会社に入ったんだ」
子ども達はメモをとっていきます。
しかし、インタビューを進めていくと
残業で家に帰るのが遅かったり、手荒れをしないようにケアしたり
穴を空けないように健康管理をしたり、時間帯が普通ではないので
友達との時間が少なくなったり・・・と非常に大変そうだと感じてきました。
そこで子ども達からは
「なんでそんなに大変なのにお仕事続けているのですか?」
という質問がでました。
それに対してお父さんお母さんからは・・
「私じゃないとダメと言ってくれる人がいて、その人が笑顔になると
その周りの環境もよくなるからそのお手伝いをしてるっていう気持ちかな」
「大変だけど慣れてくると任される仕事も増えて自分から何かができるようになる。
責任は大きいけどすごくやりがいを感じるんだよ」
という答えが返ってきました。
その他にも、「なんのために仕事をしているのか?」「大変な事や楽しい事」
などたくさんインタビューをさせてもらってスクールに戻ってきました。
スクールに戻ってからはインタビューのふりかえりです。
「○○君のママってスゴイね!」
「○○君のパパってあんな大きい会社で働いてるんだ!」と
よくお会いする友達のお父さん・お母さんなのに
何かいつもと違ってかっこよく感じたようでした。
インタビューを終え2人には
「今自分が考える『働く』とはどういう事か?」
考えてもらう事にしました。
来週以降もインタビューがあります。
2人にとって「働く」という事がどう変わっていくのかが楽しみです。
最後に協力していただいた保護者の皆様ありがとうございました。
LM