テーマ発表の本番を迎えました。
テーマ発表の時間ぎりぎりまで練習を重ねてきた成果、
思いが伝えることができるでしょうか?
自分達がやってきた暗号の法則をひとつひとつ説明をしていきます。
解き方を説明し、その解き方で皆に暗号を解いてもらうように
「みなさん解いてみてください」
と投げかけました。
暗号を解くには手を動かすことが何よりも重要なのです。
「何だろう?」
みんながかぎの表を使って、
「分からないな?」「解けた!」「難しいよ!」
と、いろいろな声が聞こえました。
途中に答えを隠してある紙がはがれないというアクシデントがありながら、
発表が続きました。
最後にはここまで発表した暗号の解き方を使った応用問題。
暗号の法則を組み合わせていく問題、2進法ならぬ3進法も開発し、お披露目しました。
その後のリフレクションでは、今後、プレゼンテーションをどのようにしていくかを
アンケートを元に考えていきました。
「法則が暗号を解くかぎになっていることは伝わったな」
よいと褒められた点はよりよくしていくことも重要です。
「問題にもっとメリハリをつけてもう少し絞った方がよいのか」
プレゼンテーション能力をまだまだ磨く必要があります。
いかに、分かりやすく単調にせずにメリハリをつけていくかが今後の課題です。
プレゼンテーションの難しさを感じたようでした。
今後のテーマ発表につながっていければと思います。
今回のテーマは暗号ということで「算数」の要素がとても強くありました。
その後の子どもの様子として、算数の問題をやる際にも、「法則を探してみる」という視点が
養われたこと、さらに、分からない問題も手を動かしてみて解いてみるという変化が見られ、
算数の問題への取り組み方が変わってきました。
今後の算数の学習にもつながっていきます。
TK
※TCS2009年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。