さて今週はいよいよクライマックスです!
「なんで海の底でできた石が多摩川にあるんだろう?」
この疑問を解決する時がきました!
子ども達は
「海の底にずっとずっとたくさんたまって、そこが火山みたいに
爆発して海の高さを超えたんじゃないかな?」と予想しました。
そこで・・大陸が移動しているという話をしました。
「大陸が1つだったの!?」
昔の世界地図を見た子ども達はビックリ!
そこでワーグナーの大陸移動説の話をしました。
「ほんとだ!アフリカとアメリカのとこがくっつきそうだ!」
すると昔みん社の時間に話した事を思い出した男の子が
「ヒマラヤは大陸がぶつかって出来たんだよね!」
と発言。
そこで、「地球」という本を読み、地球の中にあるマントルが
活動する事によって、プレートを動かしている事を学びます。
海の底にたまっていた石灰岩・チャートなどの堆積岩が
マントルの流れで引きずりこまれたプレートが
隣のプレートを押し上げて、盛り上がり山となり
その上にたまっていた堆積岩が現れるのです!
子ども達は両手を使ってプレートの動きを再現してみます。
プレートの動きがわかったうえで
多摩川の石のふるさとの奥多摩山のおいたちを
見る事にしました。
「3億年前は日本、海じゃん!!」
「今と逆だ。」「信じられない!!」
こんなに長い時間をかけて海だったところが山になったんだんね。
するとそこで「じゃぁ世界中の石はみんな堆積岩なの?」
という疑問がでたので、日本と北米の岩の種類を比較してみました。
日本が6割堆積岩なのに対して8割火成岩の北米をみて
「大陸の方は火山でできた石が多いんだ!」
「日本は海だったから堆積岩なんだ」
子ども達のなぞが解けたようです。
石1つでそんな事までわかっちゃうなんて
ロマンチックですね。
そのあとは、いよいよ発表に向けて
話す内容をまとめる作業に入りました。
テーマの間まとめてきたポートフォリオを
使ってうまく話せるように、話を組み立てます。
今まで学んできた事を人にうまく伝えることができるのでしょうか?
LM