「提言」をまとめるために始めた「会議」もいよいよ3週間目に突入。
雰囲気はまるで大人の組織の会議のようです。
「それだと何を提案したいってわからないんじゃないかな」
「そうだね、もっと具体的に言わないと」
より伝わりやすい文言になるように子どもたちがお互いに意見を出し合い
練り上げていきます。まさに、学び合い、高め合い!!
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「火力発電のどんな点が優れているかをきちんと言わないと、火力発電が
よいという意見に説得力が生まれないよね」
「熱効率をアップさせるためには天然ガスを使わないとダメだから、排気ガス
を減らすことができて一石二鳥じゃない」
「それいいじゃん!」
これらはみな子どもたちどうしの意見交換です。先週、そして先々週と、ときには
ずっと沈黙が続いたり、ときにはあれこれ意見を出し合ったり、いずれにせよ
エネルギー効率を高めるためにどんなことができるか必死になって考えてきました。
その集中力は大したものでした。
「そこにはこの図を使った方がいいよ」
「いや、それなら資料のこっちのページのグラフの方がいいかも」
調べたこと、言いたいことを効果的に伝えるには、どんな内容を伝えるべきか
どんな資料を用いたらよいか、ひたすら取捨選択しなければなりません。
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「発表」というと、「フォーマット」を提示して、それになぞらえてまとめればよい
という流れに陥りやすいでしょう。しかし、実際に「提案」をまとめるときに重要な
ことは、これまで集めたデータ、調べた内容を自分の主張に合わせて選び、まとめる
作業です。文章をまとめてみたものの、しっくりこなくて、せっかく作った文章をばっさり
切って書き直すはめになったり、言いたいことを支える根拠が足りなくて、改めてデータ・
資料を集めなければならなくなったり、という試行錯誤を繰り返して練り上げてゆくことで
まとめあげる力が育つのです。
「すごくすっきりしたよね」
晴れやかな顔の子どもたち。練り上げる段階で、理解が深まり、自然に頭に入ってしまう
ので、何を言ったらよいか改めて「発表」のために「暗記」する必要はありません。
わけもわからず、発表のための発表として、文章を丸暗記し、終わったらきれいに忘れて
しまう……というようなことは起こらないのです。
週末は、出来上がった「提案」を持ち帰り、各自、発表する内容について最終チェック
です。
RI
雰囲気はまるで大人の組織の会議のようです。
「それだと何を提案したいってわからないんじゃないかな」
「そうだね、もっと具体的に言わないと」
より伝わりやすい文言になるように子どもたちがお互いに意見を出し合い
練り上げていきます。まさに、学び合い、高め合い!!
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「火力発電のどんな点が優れているかをきちんと言わないと、火力発電が
よいという意見に説得力が生まれないよね」
「熱効率をアップさせるためには天然ガスを使わないとダメだから、排気ガス
を減らすことができて一石二鳥じゃない」
「それいいじゃん!」
これらはみな子どもたちどうしの意見交換です。先週、そして先々週と、ときには
ずっと沈黙が続いたり、ときにはあれこれ意見を出し合ったり、いずれにせよ
エネルギー効率を高めるためにどんなことができるか必死になって考えてきました。
その集中力は大したものでした。
「そこにはこの図を使った方がいいよ」
「いや、それなら資料のこっちのページのグラフの方がいいかも」
調べたこと、言いたいことを効果的に伝えるには、どんな内容を伝えるべきか
どんな資料を用いたらよいか、ひたすら取捨選択しなければなりません。
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「発表」というと、「フォーマット」を提示して、それになぞらえてまとめればよい
という流れに陥りやすいでしょう。しかし、実際に「提案」をまとめるときに重要な
ことは、これまで集めたデータ、調べた内容を自分の主張に合わせて選び、まとめる
作業です。文章をまとめてみたものの、しっくりこなくて、せっかく作った文章をばっさり
切って書き直すはめになったり、言いたいことを支える根拠が足りなくて、改めてデータ・
資料を集めなければならなくなったり、という試行錯誤を繰り返して練り上げてゆくことで
まとめあげる力が育つのです。
「すごくすっきりしたよね」
晴れやかな顔の子どもたち。練り上げる段階で、理解が深まり、自然に頭に入ってしまう
ので、何を言ったらよいか改めて「発表」のために「暗記」する必要はありません。
わけもわからず、発表のための発表として、文章を丸暗記し、終わったらきれいに忘れて
しまう……というようなことは起こらないのです。
週末は、出来上がった「提案」を持ち帰り、各自、発表する内容について最終チェック
です。
RI