前回は、作物を育てる畑の土と生きものがいっぱいいる公園の土との差を比べることにより、
疑問が多くなりました。
そこから、具体的に疑問についてひとつひとつ探究していきます。
「落ち葉や虫も土になるの?」
「何が土にするのか?」という疑問を考えました。
「土の中に何かいるんじゃないの?」
「水分も関係あるんじゃない!」
「落ち葉とかもどれくらいでなくなるのかな?」
「確かめてみよう!」と実験を考えてすることにしました。
どのように実験すると土の働きがあるのかを話し合いました。
そして、
①土のある、なしでどうなるのか?
②虫がいる、いないのではどうなるか?
③土がしめっている、しめっていないのでどうなるのか?
という条件を変えて、行うことにし、その差を見比べることで土の働きを考えます。
調べると空気もある程度通し、よさそうなので、ダンボールを使って行うことになりました。
落ち葉を敷き詰め、土をいれ・・・手作りの実験器具が完成。
果たして結果はどうなるでしょう?どうやら長い時間がかかりそうです。
「土が悪いと植物が育たないのか?」ということを深く追求していきました。
そこで『植物が育つのに必要なものは何か?』という問いかけ
に「土」「水」「太陽の光」「肥料とか栄養」
ということがすぐにあがりました。
しかし、カイワレ大根などの土を考えると「土なしでも育っている」
では、「土なしでも生きていけるのではないか」
いったいどういうことかと考えていると「そうか、水をスポンジがふくんでいるから育つんだ」
ということに気がつきました。
土の役割として「保水すること」があることが明確になってきました。
そこで、保水力を調べるための実験をし、確認をすることにし今回はそのための準備をしました。
透明プラスチックに穴をあけ、それぞれ“校庭の土”“畑の土”“公園の土”“砂場の土”を入れていきます。
次回はそれぞれの土の保水する力がどれくらいあるのかということを計量します。
保水力は土によってどのように違うのでしょうか?
TK