葉んてぃんぐをしながら、子ども達は
どんどん葉っぱの名前を覚えていきます。
歩きながらもさりげなく、
「これ、ユズリハだよね。」
「私もそう思った!」
こちらはハクウンボクの葉っぱで作ったお面です。
今週は久々の実験も体験しました。
葉んてぃんぐをしながらいつも気にしていた葉脈についてです。
「葉脈は何のためにあるんだろう?」
「水が下から葉脈に入って葉っぱが大きくなってく。」
「栄養を根から茎、茎から葉脈を伝って伸び伸び葉っぱが生きられる。」
2人の説だと水や栄養が通る道がねっこから葉脈、葉っぱの先まで
ずっと続いているということになります。
「じゃあ、どんな実験をしたらそれが確かめられるかな?」
「・・・・」
「水は見えないよねぇ。」
「ジュースをあげる!それか染めた水!」
と、いうことで赤インクで色づけた水をセロリにあげてみることにしました。
まずは、セロリを観察して絵を描きます。
そして、2人で協力して色水の準備。
さあ、「葉っぱカルタ」をしながら待ちましょう。
「葉っぱカルタ」は子ども達が蚕糸の森で葉んてぃんぐした葉っぱの写真で作ったカルタです。
似ている葉っぱをスタッフが、「兄弟だ、こっちは親戚だね。」というと、
「じゃあ、親戚で集めよう!」という言葉が。
子ども達の頭の中が自然と分類の方向に流れていきます。
しかもこのカルタの枚数はまだしばらくの間、多くなっていくのです。
はたしてどこまで葉んてぃんぐできるか!
さて、30分が経過し、いよいよセロリを切ってみることに。
ドキドキ・・・・すると、綺麗に水の通り道が赤く染まっています!
縦に切っても線が赤くなっている。
下から順に輪切りにしていくと・・・・
「ある!!」「ある!!」「ある!!」・・・
上までずっと続いています。
結局30分で葉っぱの中ほどまでたどり着いていました。
本当にちゃんと水の通り道があるんだね。
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