今週の2・3年生も「石の調査」からのスタートです。
訪れるのは中流の宿河原です。
今回の子ども達は先週とは少し違います。
1回目の石の調査を経て、「ホルンフェルスを見つけたい!」「礫岩を持って帰ろう!」
と目的意識を持って臨みました。
早速調査を始めると子ども達から疑問の声が飛びはじめます。
「ねぇ!なんか御嶽の時より小さい石ばっかりだよ!」
「石灰岩が1個もなぁい!!」「なんでだろう?」
色々と気づくことがあるようです。
スクールに戻って石の大きさの平均値をだしてみました。
すると、河原で子ども達が言っていたように御嶽と10cmほど違いがありました。
「ほら、やっぱり小さかったでしょ?」「なんでだろう?」
石の分類をしてみてもやっぱり河原で出た疑問が出てきます。
御嶽では数え切れないくらい沢山あった石灰岩がない・・
宿河原では砂岩が多かったなど、上流と中流の違いが少し明確になってきました。
そこで、この2つの疑問についてみんなで考えてみる事にしました。
①「なぜ小さい石ばかりなのか?」
→大きい石は大きすぎて運べなくて上流でストップしちゃって、小さい石はすり抜けて
下流までいけるのではないか
川で流されるうちにあたったりして小さくなるのではないか
②「なぜ石灰岩がないのだろう?」
→石灰岩は流れにくい性質なのではないか
石灰岩は削れやすいから溶けてなくなってしまうのではないか
逆にチャートは硬いから溶けずに流されてきたのではないか
さて、来週以降はこうした疑問を解決するために実験をしていきます。
実験結果が楽しみです。
LM