今週は、課題図書を
みんなで見ることから始まりました。
先週気になっていた葉っぱの線は
「葉脈」と呼ぶことが分かりました。
子ども達は写真だと思っていたのですが、
実はこの葉っぱたちは
全て手描きで描かれています。
しかも、愛情たっぷりです。
葉脈が地図に見えて仕方がない男の子は、
「ヒイラギナンテンの葉脈は田舎の町みたい!こっちは大都会だ!」と興奮気味。
そのヒイラギナンテンをちゃんと覚えていた女の子は、
このテーマを既におこなった3年生の女の子から蚕糸の森公園の
ヒイラギナンテンの場所を教えてもらって伝えてくれました。
じゃあ、私たちもみんなが本物と間違うくらいの葉っぱの絵が
描けるかな? と、いうことでそれぞれがお気に入りの葉っぱを
選びました。
さあ、よーーく見て描きましょう。
改めて葉脈をじっくり観察してみると、色々なことに気がつきます。
「葉っぱが分かれてるのと一緒に葉脈も分かれてるよ。」
「裏から見ると、葉柄から葉脈につながってるよ。」
1枚の葉っぱの中に奥深い世界が広がっています。
子ども達も葉っぱと向き合い、対話する経験が出来ました。
今週は、押し葉を紙に貼って
自分達の図鑑を作る作業も開始です。
がんばって吸い取り紙(新聞紙)を
取り替え続けた成果あって、
いい具合に押し葉が出来上がっています。
これを透明セロファンテープで紙に貼り、
名前を記入していきます。
1年生にとっては難易度の高い作業ですが、スタッフの手も借りつつ、着々と作業は進みます。
しかし!!ここで問題発生。「名前が分からない葉っぱが多い!!」
緊急会議が開かれ、葉っぱの採集の仕方にちょっとした工夫をします。
「ぼくが葉っぱを取るよ。」
「私は名前描き。」
仕事を分担し、
本日採集した葉っぱの種類、
34種類なり!!
さあ、蚕糸の森公園には、
一体何種類の葉っぱがあるのでしょう・・・
(次週へ続く・・・)
YT