今週の2・3年生は「石の調査」です。
まずは石の採集に御嶽に向かいます。
現地での調査ポイントは3つ!
①半径2メートル以内の石の大きさ調査(20個)
②1メートル四方にある石灰石の数
③お気に入りの石を集める
石調査隊の3人は早めにお昼を済ませ、早速調査に取り掛かります。
「結構大きい石が多いなぁ」「白い石スゴイ多いよ!100個こえちゃうもん!」
「ねぇ見て!この石重い・・・!」
「この石もいぃなぁ。リボンみたい!」「この石しましま!!地層だ!地層だ!」
「これは魔法石。だって濡らすと色が出るんだよ!」
子ども達は石の持つ魅力にすでに引き込まれ、夢中で石調査を行いました。
次の日からは、スクールでの調査です。
まずは、子ども達が好きなように仲間分けをしてみました。
「つるつるグループ」と「ザラザラグループ」と触った感じでわけた子
「黒グループ」「灰色系グループ」・・と色で分けた子
「ビックリ灰色」「太陽グループ」・・とおもしろいネーミングをつけた子
1回ではなく色んな見方で分類をしてもらいました。
次の日は実は石には名前があるんだ!
という事で今度は科学的な分類を行います。
使ったのは、地学団体研究会から「河原の石のしらべ方 多摩川の石」です。
この本には実物大の石の写真と色・粒の大きさ・釘でこすった時どうなるか?
という事と、チャート式で石の見分け方ができるページがあり、
石の分類を行うにはピッタリなのです。
早速、自分達の集めた石と本を見比べて調査を行います。
「これは・・色は白っぽくて、粒は見えないし、傷がつく・・」
「石灰岩だ!!」「これは全然傷つかないよ!!」
「それは・・チャートだ!!」「これ難しそぉ・・」
子ども達は本と石を交互に見比べながら一生懸命に分類していきます。
そして集めてきた石の名前が判明!!
「この白いのは石灰岩ってゆぅのかぁ」
子ども達は自分の石の名前がわかり嬉しそう!
来週は多摩川中流の宿河原に行って調査を行います。
上流と中流ではどんな違いがあるのかな?
調査隊の調査結果が楽しみです!!
LM