夏休みの課題として、旅行行った先の土を取ってくることになっていたので、
『場所によって土はどんな違いがあるのだろう』
ということで、色、触った感じ、粒の大きさ、におい、水に混ぜるとどうなるかということの
違いを調査しました。
「この土には虫がいっぱいいるよ」
「水と混ざらないな」
「はっぱのようなものが浮いてきた」
違いを見ると、それぞれの土がどういう特徴を持っているか明確になってきました。
次の日には、農業をされている荻窪の武井さんという方の畑へ体験をしに行きました。
杉並区で体験農園というものを請け負って、昔から農業をやっている武井さんです。
まず挨拶をし、早速土を触らせていただきました。
「何かサラサラしているな」
「虫がいない」
「落ち葉も全然ないぞ」
『この辺りは掘ると黒い土だよ。深く掘ったら赤い土になるよ』とお話を聞き、
掘ってみたいということで、実際に畑の隅をスコップで深く掘らせてもらいました。
50cmぐらい掘ったところで
「赤い土になってきた」
「でも虫はいないな」
なんとミミズが一匹出てきただけでした。
「根っこもいっぱい出てきたぞ」
次の日、畑の体験を振り返ります。
「牛ふんとか鶏ふんを混ぜていた」
「栄養がないと育たない」
「落ち葉や木の枝がなかったよ」
「作物は、肥料で育っている」
「土ってふんなのかな?」
「虫がいた方がいい土だと思ったけど・・・」
「カブトムシにとってはいい土って落ち葉がいっぱいあってやわらかい土だ」
「でも虫がいない土でも野菜は育つ」
「いったいいい土ってどういうことなんだろ」
・・・
今まで学習してきたことと畑の体験と振り返るとよくわからなくなり、「?」が多くなりました。
そこでいったん整理をするために疑問に思ったことを意見していきました。
「落ち葉や虫たちも虫になるの?」
「土が悪いと植物はダメになるの?」
「人工のものは、土にならない?」
「土ってふんのかたまりなの?」
来週は、これらの「?」を探究していきたいと考えています。
TK