「いっぱい落ちてるから、カラスとちがってすぐに見れるね。」
今回のテーマは「静かなともだち」私たちの身の回りで静かーに
生きている木々や葉や花や実。
よく観察しているとなかなか奥深いものです。
まずは、葉っぱの絵を思い出して描いてみます。
しかし・・・意外と出てこない。同じ形の大きさ違いが並びます。
「これが、世界で一番大きい葉っぱ!(15cmほど)」
では、実際に葉っぱを集めに行きましょう。
どこにたくさんありそうかな?
「蚕糸!(の森公園)」
歩き始めてすぐに、
2人の顔よりもずっと大きい葉っぱに遭遇。
実際の葉っぱの世界は想像もつかないような
複雑な形、大きさ、色などにあふれています。
葉っぱを陽に透かしてみると・・・「この線(葉脈)だけ光ってるみたい!!」
「枯れないうちに家に帰ろう。」
「葉っぱは生きてるから、このままだと枯れちゃう。」
そこで、集めてきた葉っぱを押し葉にして保存することになりました。
「この厚い葉っぱも押し葉になるのかな。」「がんばれ!」
この日から毎日、間に挟んでいる吸い取り紙(新聞紙)を取り替え続けています。
次は、2日間かけて集めた葉っぱの名前を調べます。
葉っぱの写真、木につけられているプレート、本を手がかりに
確実な物に名前を記入していきます。
写真を見ながら判断しているのですが、大きさが分からないので
結構難しい作業です。しかし、かえって細かい部分にまで目を向けるという
感覚が育ってきました。そして、本を見ながら葉っぱについての色々な情報が
自然と子ども達の中に入っていきます。
「ずっと緑色っていう最強の葉っぱもあるんだ。」
そして、週末に向け、きちんと押し葉の吸い取り紙(新聞紙)を取り替えて
押し葉の出来具合に期待しつつ今週のテーマは終了です。
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