今週は、いよいよテーマ発表に向けて、
発表する詩を選び、言葉を直したり、
読み方を工夫したりと、最後の仕上げです。
一番意識したことは、
「内容がみんなに伝わるか」という点。
自分ではイメージしながら書いていても、
独りよがりな文になっていることが多いものです。
それから、リズム感。
声に出して読んでみて、確かめます。
そしていよいよテーマ発表本番!
緊張の瞬間です・・・
一人ひとり順番に登場し、自作の詩を朗読します。
質問タイムでは、去年同じテーマで詩を書いた5年生の女の子から、
「それぞれの詩は、どの旅で、どんな経験から書いたものか?」
という、良い質問が出ました。
「木登りをした時に、今までそんなこと考えたこと無かったけど、
木はどういう気持ちかな・・・と考えて書いてみました。」
「多摩川の宿河原に行ったときに、魚道をコイが登って行くのを見て、
コイの辛さとか喜びを書こうと思いました。」
などなど、みんな詩が生まれた状況をしっかり説明することが出来ました。
それぞれの詩は、本当に素晴しく、
みんなの世界の捉え方が良く表れています。
「詩人の技」を盗むということも一つの要素ではありますが、
それ以上に、物事を捉える時の心のひだがより深まったと思います。
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