「詩人の旅」1週目は上野動物園への旅です。
前の時間に「『詩』ってなんだろう?」という問いかけをすると、
「ただの言葉じゃない」「テンポ」「連続」
「言葉をあらわし(表し)に変える」
などなどキーワードが上がってきました。
当日は素晴しく春のさわやかな陽気で、いたるところで詩が生まれそうです。
「この色、新鮮な感じで好きなんだよね・・・」
道路に落ちた葉っぱからでさえ言葉が飛び出してきそうです。
今回の旅では、7人全員が同じお題で詩を作ってみようということは話してありました。
お題の一つ「きりん」にたどり着きました。
前の日に読んだまどみちおさん、くどうなおこさんの詩の一節が子ども達の口から聞かれます。
「あら わたしいま 林にばけていたわ!」
詩が書けるようにじっくり観察する子、
すぐに別の動物のところへ行ってしまう子、
この違いが詩作の時にどうでるか?!
元々感動やさんの子ども達、他の動物も大興奮で見学しました。
次の日・・・
キーワードで出てきた「ただの言葉」を「詩」に変えるためにどうしたらよいか、参考の詩を見ながら話し合います。
「リズム」「思ったことそのままは良くない」「不思議が無い」
他の人の作品には簡単に感想が言えますが、実際に自分で書き始めるとあんなに感動して、たくさん詩的な表現をしていた子ども達が止まってしまいます。
でも・・・がんばって考え考え書いた詩はまだまだ荒削りな詩たちですが、全員どこか一部がきらりと光っています!!
思わず拍手をもらった子も・・・。
これから旅を続けながら、詩人の技を盗みつつ、みんなの詩がどんな風に変化していくのかとても楽しみです。
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