1・2年生のテーマ学習は、スクールのすぐ隣にあり、
毎日放課の時間にはあそんでいたり、天気の良い日はお昼ごはんを食べたりと
慣れ親しんでいる「蚕糸の森公園」を探検します。
まずは蚕糸の森公園に「何があるのか」?を考えました。
「かめがいた」「鳥が飛んでいた」「川がある」「人がいっぱいいる」
などみんなの通学路にもなっているので、覚えていることがたくさん出てきました。
大きな地図を広げて、まずはどこに行くか作戦会議。
「ここに行きたい」と意見が一致し、今日は川の辺りを散策することにしました。
水筒と地図と筆記用具を持って出発!気分もう探検隊です。
探検隊の約束事は二つ。
「みんなで行動する」「発見したものをみんなに伝える」ということだけ。
「あっ、かめが甲羅干しをしている」「ほんとだ」「いっぱいいる」「小さいのもいるよ」
はじめは池のところでかめに反応していたと思ったら、
「はとがいる」と、はとをみんなで追いかけてみたり、とにかく感じたことを伝え合います。
そして、「川の方へ行ってみたい」「行ってみよう!」とみんなで移動。
川の流れを見ていると、「はだしになって川に入ってみたい!」
早速みんなではだしになりました。
足を入れるとみんな声をそろえて「つめた~い」。
自然が多い公園の中で五感をめいっぱい使っていろいろなことを感じます。
次の日に、地図を広げて作戦会議を開き、「アスレチックのところに行こうよ!」と満場一致で決まりました。今度は公園の中で遊具のあるところへ行くことにしました。
アスレチックで遊んでいると・・・
「ありさんがいるよ」「ほんとだ~」
「こんなところに巣を作っているよ」「どこにあるのか」
ありを発見し、興味津々でした。
そして、公園内に人口の滝を見に行きました。
「涼しいな」「冷たい」
「でもこの水ってどこからくるの?」の疑問に調査開始。
パイプが滝の後にあるのを発見しました。が、「でも土にうまっているよ」ということで、ここでわからなくなり調査を断念。また次回、調べてみることになりました。
次の日、作戦会議の議題は「どうやったら調べられるか?」
なかなかアイデアが出ません。
とりあえず歩いて考えようということになり、公園へ出発!
公園を歩いていたところ、事務所の建物を発見。
「あそこで聞いてみよう」
管理人の方にあいさつをし、質問してみると、
「あれ一度流した水をポンプでくみ上げて、また流しているんだぞ」丁寧に教えてくださいました。
その後、散策を続けていると、管理人さんが網とブラシを持って滝の方へ向かっていきます。
「あれは何をやっているんだろう?聞いてくる」ととても積極的でした。管理人さんは、ゴミがたまって水の流れが悪くならないように取り除いているのだそうです。
その様子をみんな真剣なまなざしで見ていました。
今度は、「蚕糸科学技術発祥の地」という石碑に興味を持ちました。
これは「なんて読むの?」「どういう意味?」
最後に、作戦会議にて、『蚕糸とは?』
『滝の下にできていたあわは何?』を調べることになりました。
次回はどんな発見が待っているのでしょうか?
TK