最強パンダのテーマで作成した「田んぼゲーム」を
「めだかの学校」の皆さんに紹介しようと、出かけてきました。
住宅街の中の理事長さんのお宅が「めだかの学校」なのですが、お庭の一角には仕切られた水田があり、稲が黄金色の穂をたれています。稲刈りはせず、すずめたちのご飯になっているそうです。
水が張られたままの水田の中には・・・いましたいました!!
めだか達が泳ぎまわっています。そのほかにもたくさんの生き物が住んでおり、子ども達も興味津々で水の中を覗き込んでいます。
絶滅が危惧されているという水草も見ることができました。
次は、生き物のおにいさんのお話です。
イトミミズがうごめいている映像には思わず「気持ち悪い!」
という声が上がりましたが、イトミミズは土を作ってくれている
大切な存在なんだと知りました。
「こうやって見てると、今まで気にも留めなかった
小さな生き物たちの存在を意識して、かわいいと思うだろ?」
「知る」ということは大きなことですね。
さあ、いよいよみんなで作った「田んぼゲーム」の紹介です。
「何で水カードと土カードの組み合わせはそんなに強いの?」の質問には、
「どの生き物にとっても水も土も大切だから。」と子ども達。
「土を作ってくれるイトミミズカードやユスリカカードもあったらいいね。」
「トンボはヤゴの時はかえるを食べるけど、大きくなったら
かえるに食べられるから、そういうのもルールに入れたら面白いね。」
など、具体的なアドバイスをいただき、とても有意義な時間となりました。
「田んぼに住む生き物たちを大切に!」と、実際に活動されている方たちと
直接お話することができ、『すべての生き物の存在が大切なんだ』ということ、
わたし達人間を含め、生き物たちはマンダラのように円をなしてつながり、
影響し合って存在しているのだということをさらに深く感じることができました。