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食べたものはどうやって”うんこ”になるのか?

[3・4年生]

今週から始まった3・4年生の新しいテーマ学習は”からだに栄養 こころに栄養”です。
まずは現時点で子どもたちが”栄養”について知っていることをイメージマップに出しました。

「ポテトチップは栄養がないけどベジップス(野菜チップス)には栄養がある。」
「お菓子は食べ過ぎは良くないけどストレス解消にはいい。」
「ファイブミニを飲んでるんだけど、便秘にならないんだよ。」
「牛乳は飲み続けると死んじゃうんだってよ。」
「ミルミルやジョアに入ってる乳酸菌は邪悪な菌を殺してくれる正義の菌!」
「なんでも”すぎる”は身体に良くない!」

他にも沢山のアイディアが出ましたが、かなり的を得たものもあれば、思わず笑いがこぼれてしまうようなものもたくさんありました。
そして中には「ウォーキング」「腹筋」「ウェイトつけてランニング」など、食べ物と違った要素も出てきました。これからじっくりと探究する中で色々なことが明らかになってくるでしょう。



二日目からは「口から入った食べ物がどのようにして”うんこ”のなるのか?」と問いかけ、消化器官についての探究を開始しました。子どもたちはこの題材に大盛り上がりです。やはりみんなこの話題が大好きですね〜(笑)
まずは口から入った食べ物が喉の奥から始まる食道を通り、胃にたまることを資料を順番に音読して読み込みながら、食道と胃の機能(function)について学びます。

そして食道のぜんどう運動について実感するために逆立ちになっても飲み物・食べ物が通過するのかどうか実験を行いました。

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胃の大きさを確認するために風船を使って実際の大きさを体感します。

胃液の働きで食べ物が溶かされ、おかゆ状になったものが腸へ運ばれることや胃では栄養が吸収されないことを知り驚きの様子の子どもたち。

「じゃあゲロはこのおかゆ状のものなんだー!」「まずい。」「すっぱい。」



3日目はそのおかゆ状の食べ物が次に進む十二指腸と小腸・大腸についてです。 6mにもなる小腸のサイズを実感するために簡易的な模型を製作しました。

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「こんな長いものがお腹に入ってるの〜!!!すごーーー!」「うそ〜!長すぎだーーー。」

と実際にその長さを確認することと資料で6mと書かれているのを見るだけとは雲泥の差です。やはり実感することは大切ですね。

今週は理科の実験もテーマ学習とリンクした魚の解剖実験が予定されています。
普段意識することがなかった身体の中のメカニズムに触れる発見の1週目が終わりました。 さあ、次はどんな発見があるのでしょうか?

YI

TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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