[5・6年生]
5週目に突入し、いよいよボーダレスワールドもラストスパートです。先週から少しずつ海外からの返信が届き始めて子どもたちのやる気も絶好調。集まってきた返信の中には、小学校やインターナショナルスクールなどから
「長期休暇のため今回はプロジェクトにご協力することができませんが、9月以降であればぜひご協力します!がんばってください。」
といったメッセージがいくつかありました。
北半球の学校は(特に北米とヨーロッパ)夏季休暇に入っているだろうと予想していましたが、南半球の学校も逆に冬期休暇に入っているという連絡が数件あり、なかなか学校から返事を頂くことは難しいのでは?ということが見え始めてきました。
中には夏休み中のマレーシアのインターナショナルスクールに通う6年生の子から丁寧なメールと写真が届き、みんなで大喜びした場面もありました。同じく探究型の学びをやっている海外の子どもからの返事は格別の喜びがあるようですね。
それから一度みんなに紹介したSNSをさらに活用して個人と積極的につながろうという方向に向かい始めました。
とはいえ、PCに慣れていない子どもも多いのでSNSを使って個人とつながることはそう簡単ではありません。ちょっとした作業で壁にぶつかり悩みながら、ベソをかきつつ少しずつ前進していきます。
キーワード検索でalternative schoolやcommunity school、world projectなどを入れ、興味・関心が近そうな人たちにプロジェクトに協力していただけないかメッセージを送ったり、様々な人に海外に住む知人を紹介していただき、連絡を取るという〝友達の友達作戦〟も平行して行っています。
たまたま今週は校長の元教え子さんとその友人が見学に来てくれました。お二人は普段アメリカとスウェーデンに住んでいます。
子どもたちとも親しくお話をして頂いている内に、海外に住む友人を紹介して下さるということになり、その場でSNSを使っていくつかのメッセージを送ることができました。
スェーデンや台湾、アメリカに住む人たちと連絡を取り合うことができてとても嬉しそうな子どもたち。
「いい学びをしているね。応援しているからがんばって!できることは協力するね。」
と励ましの言葉をかけてもらっていました。まさにボーダレスを実感する瞬間です。
子どもたちがプロジェクトを考え、そこに海外の人たちに参加してもらい作品を作るという学びに賛同し、快く協力して下さる方々が多く、本当にありがたい限りですね。
今週がんばってたくさんのメッセージを送ったものがどういう形で実を結ぶのでしょうか。
来週はいよいよ海外から送って頂いた写真を使ってオリジナルの世界地図を作ります。
どんな地図ができるのか乞うご期待です☆
YI
※TCS2012年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。