[6年生]
映画づくりの要となる、ストーリーづくりにとりかかりました。
今回、私たちがベースとする古典は「さるかに合戦」。
かにがさるにだまされることから、かにの仲間がさるを退治するというお話です。
お話を読んでいる中で、
「“(芽をださないと)ちょんぎるぞ”ってかにが歌うのも残酷のような。」
「さるかに合戦の“その前”の話はどうかな?」
「これさ、柿の種とおにぎりがわざとセッティングされていたものだったらどうなんだろう?」
と、感想や想像を口にしていた子ども達。
ですが、ストーリーを実際に考えるとなると、難しかったようで……。
その後、各自で考えてきたストーリーの草案をみんなでシェアしましたが、
起承転結まで考えられた子もいれば、
「こういうものが書きたい。」というイメージで止まっている子もいました。
そして、考えてきたストーリーが「人の心を動かすのか」と考えたとき、
「心を動かすとまではいかないよ…。」
「さるかに合戦の話のどこが心を動かすのかな…。」
来週も、
どうしたら心を動かした作品になるのか、どこまでの作品になれば心を動かしたと言えるのか、
妥協せずに取り組んでいこう!
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※TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。