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今まで感じなかったことを感じる


[1・2年生]


新テーマ「我感じる、ゆえに我あり」がスタートしました!

普段何気なく使っている五感。
1・2年生の子どもたちは、
見ることも聴くことも触り心地を感じることも、嗅ぐことも味わうこともできます。
本テーマではその五感を“意識”して使うことで、
何気ない身の回りから情報を集めたり、
今まで感じなかったことを感じることを目指していきます。


五感と聴くと、
「見る力!」
「触る!」
など、既に知っていたり、何かしらイメージを持っている様子の子どもたち。


そのイメージを深めるために
“五感で何ができるだろう?”ということについて話し合ってみました。

「休みの日にパパと映画観たんだけど、見る力使ってると思う。」
「車が来ているとかわかる。」
「◯◯の休みの日のことが、話を聴いてわかる。」
「顔が赤いから酔っぱらいだってことがわかる。」
「目が見えなかったら、料理した時に火があたっちゃうかもしれない。」
といろいろな意見が出てきました。


今まで感じなかったことを感じる中には、
「ねぇ、床から音が聴こえるよ?」
「あーほんとだ!おっちゃんの声が聴こえる!」
とスタッフも含めみんなで床に耳をあて、どんな音が聴こえるか探ってみたり。


そして、「感覚」という漢字から、
「“覚”のかんむりに“学”と同じアンテナがついている!」
と発見した子どももいました。


そこで、
「6週間の間でこのイメージマップがもっと広がるよう、
まず、各感覚の一つずつに注目してみよう!
そしてアンテナを使って今まで気付かなかったことに気付こう!」
とミッションを提示。


まずは、夏休みの課題図書にもあげられていた「見る力(視覚)」に注目してみました。
「止まっているものを見ること」と「動くものを見ること」に挑戦です。


普段から視覚を集中して使うことができているか、身近なマークを記憶をもとに正しく色塗りしてみたり、
「よく見て情報を見つける」ために子どもたちに身近な細密画「ウォーリーを探せ」のページから「どんな人がいるか」を探してみました。
東京メトロや信号など、普段から目にすることの多いマークでも、
意外と間違っていて子どもたちも驚いたと同時に「帰る時本当にそうか確認する!」と悔しそうにしていました。


「動くものを見る力(動体視力)」として、
雲がどう動いているかを観察したり、ボードに書いてある数字を一瞬で読み取ることに挑戦。
晴れ空だったので、雲も薄く見えにくかったのですが、ずーっと見ていると動いているのがわかり、
子どもたちも「あー動いたー!」
また、数字を読むのも最初は簡単そうでしたが桁数が増えるにつれて難しくなってきていたようでした。


「見る」一つとっても、いろんな不思議がある。
来週は、別の感覚に触れるとともに、五感の不思議を実感しに外に出てみよう!



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TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。




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