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残した食べ物はどうなるんだろう?

[3・4年生]

先週、3・4年生は給食の食べ残し調査を行いました。実際に自分の食べ残しの重さを計測し、また全校分の総量も調査しました。
実際にその量を目の当たりにし書いてもらった感想を読むと
「もうぼくは食べ残しをしないようにしたい。」
「こんなに沢山あるとは思わなかった。」
「アフリカとか貧しい国に送ってあげたい。」など色々感じた様子でした。

今週は給食をいつも作って頂いている救世軍ブース記念病院の厨房とバックヤードと大手百貨店の食料品売り場バックヤードを見学してきました。

まず救世軍では調理や食品管理の衛生面での配慮に関する説明を受けながら厨房を見学。大変管理が行き届いた清潔な厨房でした。自分たちが頂いている給食がどこでどのように作られているのか分かって安心しました。そして調理の際に発生する生ゴミや余剰食料のストック・患者さんの食べ残しを見せて頂き、次にそれらと地域給食の食べ残しを集めるストックヤードを案内してもらいました。ここでは一日760食調理していてそこから出てくる廃棄ロスは大体一日35キロ程とのお話でした。

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最後にカフェテリアでヤクルトを頂きながら、栄養科の金子科長やいつも給食を作ってくれている女性から
「みんな給食おいしいかい?毎食100gの野菜を入れているんだよ。みんなの体には一日350gの野菜が必要ですからね。主食のお米が多いのもみんなの栄養バランスに必要なんだよ。これからも愛情込めておいしい給食を作るから残さず食べてね。」とのお話がありました。野菜が苦手な子どもたちはどう思ったかな?

翌日は某大手百貨店へ。とても広いバックヤードを丁寧に案内して頂きました。生ゴミを集積する現場、それらを粉砕する巨大なミキサーそしてコンテナに入れトラックに積むまでの流れを見学しました。コンピュータで制御されたバックヤードのシステムを見ながら「ぼくもあのコンピュータ触りたいな。」と言う子どもたち。たしかに普段入ったことがない裏方に見たことのない沢山のマシーンがあって、それだけでも子どもたちはワクワクしているようです。

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最後に子どもたちが生ゴミをどこへ捨てるのか質問したところ、三越では廃棄ロスの一部を電力用のバイオエナジーとして5年前から再利用しているとのことでした。ただゴミとして処分するだけでなくリサイクルできることも教えてもらえて良かったね。

色々な方にご協力頂き、お忙しい中現場を見学させて頂けたおかげで子どもたちの学びが広がりました。ご協力下さった皆様本当にどうもありがとうございました!

HY/YI

TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。



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