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“葉んてぃんぐ”して“葉っけん”!


[1・2年生]


テーマ「静かなともだち」第二週。


今週は、葉っぱのハント“葉んてぃんぐ”(ハンティング)から始まりました。
場所は、いつもの蚕糸の森公園。
先輩が同じテーマをやったときに作った葉っぱ標本や、
蚕糸の森公園の案内を見てみると、もっと他にも見つけていない葉っぱがありそうだ。
ということで、今まで見つけていない葉っぱをよりたくさん見つけよう!ということで、
外に繰り出しました。


“葉んてぃんぐ”して“葉っけん”!_01公園の外・内と、360度目を配らせて、葉っぱを見つけていきます。
「あった!」
「これ、前も見つけたよね?」
「あっ、(標本に載ってた)チャイニーズホーリーだ!」
「100個目の葉っぱ!」
「これ、何て言う葉っぱだろう。採っていこうよ。」
案内のある樹木だけでなく、敷地内の至るところの樹木の葉っぱを採集できました。


でも、葉っぱを見つけるだけでは、葉っぱの持つ特徴に気付くことはできません。
そこで、集めてきた葉っぱを見返し、名前の分からない葉を調べることを通して、葉っぱの形やつき方などの特徴を“葉っけん”(発見)することを試みました。


リソースとして使用したのは、「葉で見分ける樹木」図鑑。
葉っぱの形、葉っぱのつき方、葉のふちのかたち、木の種類などで樹木の種類を見ていきます。
ここで大切にしたことは、その葉っぱだと思った理由を根拠付けて述べられること。
分裂葉・不分裂葉など葉っぱの形、対生・互生といった葉っぱのつき方などの用語を確認して、グループに分かれて検索してみました。


これが、簡単そうでなかなか難しい!
グループ各々で意見が異なりました。
「ナナカマドだと思う。葉っぱがギザギザしているところが似ていると思う。」
「ムクノキだと思う。葉っぱの先が長くてとがっているから。」
「茎がトゲトゲしていないから、クサイチゴじゃないと思うな。」
「いや、僕から見たら茎がトゲトゲしているように見える。」
「じゃあ、実際に公園に見に行ってこようよ。」


1つの葉っぱを通して、いろいろな意見が出てきました。
来週も引き続き、観察&検索&議論の時間は続きます。


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TCS2011年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。




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