今回の4年生のテーマは「源自物語」。
源氏物語ではなくて、源「自」物語です。
つまりは自分の源を探っていくテーマです。
テーマ最初の日。
テーマ名を発表すると、子ども達からは歓声が。
このテーマは現在中学1年生と現5・6年生が行っていて
自分達もいよいよこのテーマをやる事になったのかという感じだったようです。
さてまずは、このテーマでやっていく事を説明します。
①祖父母・父母に思い出の写真を用意してもらう。
②写真についてインタビューを行う。
③祖父母・父母が生まれたころなどの世の中の出来事をさぐる。
初日はその第1弾として
自分と父母・祖父母の名前や生年月日・仕事などを
プリントに書き込んでみました。
子ども達の中にはおじいちゃんやおばあちゃんの名前や生年月日を
知らない子もいて、「あれ~何歳かはわかるんだけどなぁ」と困った顔していました。
そこで残りは宿題にして、自分達が生まれた1999年・2000年にはどんな事が
あったのか知るために年表を見てみる事にしました。
<普天間基地移設先を辺野古と決定>
この記述を見て子ども達は「え~!?今もニュースでもめてるってやってたよ!」
「10年も経ってるのにまだ解決してないの?」とビックリしたり、
「ロボット犬アイボが発売されたって!」「うわぁ~だんご三兄弟だって」
「三宅島島民全員避難ってのもある!」と自分達の生まれた年の出来事に興味津々!
そして、次の日は宿題にしてあったプリントを発表してもらいました。
発表した事を大きな表に書きいれていくと、
「大体同じ時期になってる!」とか「おばあちゃんがこんな苗字だって初めて知った」
などおもしろい事がわかってきました。
そこで同じ年表を使って自分の父母・祖父母が生まれた年に
何かおもしろい事が起きていないか見てみました。
すると、「おじいちゃん皇太子と同じ誕生日だった!」「ベルリンオリンピックだって!」
「偽札事件!!」など大興奮!
今後は、もっと詳しく世の中の動きを学んで行く事と
インタビュー調査の2本立てで行く事になります。
さぁどのような自分の源がみえてくるのでしょうか?
LM
※TCS2009年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。