【学年】 5年生 6年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】事業の目的は顧客の想像である。
<テーマ学習 ふりかえり>
お客様の笑顔を獲得することを念頭に、3つのコンセプトを掲げて実際に事業をし、この軸が最後までブレなかったことはよかったと思います。
ただ、出資金を寄附金のように考えてしまったことや出資者への配慮に欠けてしまったこと、お金の流れについては誰もが曖昧になってしまったことがそのままプレゼンに現れる結果となりました。
オーディエンスからの声を受けて、フェスタで臨時営業をし、その後、個々人が現金出納帳を作り、改めてお金の流れを確かめていきました。
フェスタの臨時営業で売値を上げれば、出資金を全額返すことは可能ではあります。ただ、それでお客様は笑顔になれるのだろうかと問われると、違うわけで、最後まで楽しんでもらうことを第一に考え営業することになりました。
経費をもっと削減できただろうか、そんなに無駄使いしていたわけではないし。売値をもっと上げてもよかったのでは、お客様には安くて喜んでもらえてたけど、、。もっと売ればよかったかな、使わなかったお金もあったし。最初の試食にお金をかけすぎた?などなど、作成していく中で振り返っていきました。
保護者に一人千円の計1万3千円、スクールに同額の1万3千円の全額を返すことはできない結果となりました。あとは、できるかぎり正確な情報を提示して、誠意を見せることを目指します。
スクールへは決算書を提出し、ようやく受理されました。今後、各ご家庭へ、決算書、覚書、お金をお届けにあがります。その際には、説明するためのお時間をくださいますようお願いいたします。
6週間以上かかってしまいましたが、事業の楽しさ、大変さ、細やかさを通して、自分の行動が多いに影響してくることを学んでいけたと思っています。
「事業の目的は顧客の創造である。」このセントラルアイデアに対して、
事業の目的は自分たちの創造でもあったと思うけど、ピーターさん(ピーター・ドラッカー)は、お客様第一に考えて「顧客の創造」って言いたかったんじゃないの?という意見が印象的でありました。
13人の経営者たち、よくがんばりました。
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)