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「銀河鉄道に乗って」6年生 テーマ学習〜概要

【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは未知の世界に大いなる可能性を見出すことができる。

<テーマ学習> 〜概要

日中は太陽が輝く空も、夜になると月を筆頭に数多の星が瞬いています。何千、何万年も昔から人類は空を見上げ、頭上を動く星たちに神話や占いなど想像を膨らませてきました。けれど観測結果の蓄積と技術の発展から私たちの立つ地球こそが動いていることを発見し、世界観は一転します。また徒歩や馬などでの移動範囲しか持たなかった人類はソリや船、蒸気機関の登場でその移動範囲をどんどん広げていき、広大に思われた地球が相対的に狭くなってきました。未知だった山の向こう、海の向こうを想像し、好奇心から一歩を踏み出してきた人類は「宇宙」へも想像を広げていきました。ジュール・ヴェルヌの「地球から月へ」を代表に、宇宙への好奇心に駆られた人々はロケットを開発し、宇宙開発の道を突き進んできました。

時空因縁領域の最終回となる本テーマ学習は宇宙、そして未来を舞台に探究していきます。宇宙開発が本格的に始まった20世紀から100年余。進めば進むほど未知の世界が広がり、現在解明されている部分でも5%に満たないと言われています。とはいえヴェルヌが「人が想像できることは、必ず人が実現できる」と語っていたように、想像力によって未知の世界に可能性を見出した開拓者たちが、自分の信じる道を選び進んだ結果でもあります。「私たちは未知の世界に大いなる可能性を見出すことができる。」というセントラルアイディアを掲げ、まずは先駆者たちの挑戦に触れて宇宙の捉え方・向き合い方を広げていきます。さらに想像力を掻き立てるSF作品を読み解いていくことで、基になっている科学的根拠を掘り下げていき、宇宙の持つ可能性を見出してしていきます。アウトプットでは知り得たこと、見出した可能性を元に宇宙SF劇の創作へ挑みます。6年生の7人は宇宙をどう捉え、どんな未来を描くのでしょうか。未知なる世界をじっくりと探っていきます。

 

KO


(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2025年度 年間プログラム(PDF)運用版
テーマ学習一覧表(実施内容)

 

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