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「サインを受信せよ!」1年2年生 テーマ学習〜概要

 

【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】サインにはメッセージが込められている。

<テーマ学習> 〜概要

私たちは、目的地に向かう際に標識や信号を見て「この交差点を渡っても良いだろう」「この先は車両は侵入できないから、別の道に行こう」などと判断して移動しています。信号は、一般的に赤青黄の色が使われており、赤信号は「止まれ」、青信号は「進んで良い」ということを私たちに示します。標識にも、信号と同様の色や形があり、それぞれの色や形には意味があります。

形や図、色を用いて情報を表す手段はサインであり、サインにはメッセージが込められています。サインの例として、信号や標識や記号、合図、ピクトグラム(図記号)などが挙げられます。ピクトグラムは、1964年の東京オリンピックにおいて世界各国から選手や関係者が来日する際に一目で施設や競技がわかる表示を日本人が創り出したことをきっかけに、一般的になりました。今では、ピクトグラムは駅や公園にも使われており、分かりやすい表示で私たちにある行動を促したり、危険に気づかせたりしています。

今回のテーマ学習では、身の回りにある「サイン」を見つけ出し、サインに込められたメッセージやサインの機能を考えることで「サイン」という抽象的な概念を具体的に理解していきます。身の回りにあるサインが受信できるようになったら、1・2年生のクラス名「チゃレンジする力」に込められたメッセージを、サインの形にして発信することに挑戦します。

クラス名に込められたメッセージをサインの形にすることで、1・2年生全員がクラスで大切にしたいことを改めて考えるきっかけとなり、サインの形にする過程において、メッセージを自分ごととして捉え、相手の意見を大切にして話し合う Love と、みんなで納得する作品に仕上げられるよう、粘り強く取り組み続ける Resilienceを磨いていきます。受信・発信を通して、「サインにはメッセージが込められている。」というセントラルアイディアの到達を目指します。

EI


(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2025年度 年間プログラム(PDF)運用版
テーマ学習一覧表(実施内容)

 

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