【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】質の高いものづくりが喜びを生み出す。
<テーマ学習> 〜概要
こだわりを持って何かを集中してやり遂げたとき、「ああいい仕事したな」と実感できることがあります。たとえばテーマのプレゼンを終えたときやサマープロジェクトを完成させたとき、あるいは日々の掃除のとき。「いい仕事」をすることで自分の気持ちを明るくし、周りの人の笑顔にもつながることもあります。しかし「いい仕事」とは何によって決まってくるものなのでしょうか?
このテーマではものづくりを体験していくことによって「いい仕事」とは何か、「いい仕事」をするとはどういうことなのかを考えていきます。私たちが普段の生活で触れているものは、誰かの「いい仕事」であふれています。椅子や机、皿やコップ、そして住んでいる家や移動に使う電車や車の中にも「いい仕事」が存在しています。今回は実際にそういった「ものづくり」に関わる人の話を聞き、技に触れることを通して、ものづくりに必要な技術と心構えに触れていきます。そして注文を受けた椅子を自分たちで作っていくことを通して、こだわりを持って作業をしていくことの難しさや楽しさを感じてもらいます。
製作をしていくためには道具と、それを使う技術が必要となります。これまであまり触れてこなかった道具をどのように扱ったらいいのかを学び、どのようにしたら使いこなせるかを発見し、自分の「いい仕事」を成し遂げるために使えるようにならなければなりません。ただ自分だけの満足にとどまらず、人に対しても喜びを生み出す質の高い仕事ができるように探究を進めていきます。
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)