【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】見れば見るほど見えてくる。
＜テーマ学習＞ 〜概要
大都市東京の中心部でも、辺りを見渡してみると 公園の草木、街路樹、庭の草花、建物内の観葉植物、アスファルトの隙間から生える雑草まで、多くの植物を探すことができます。そんな私たちの身近にある植物の、今回は特に 木の「葉っぱ」に焦点を当てて、ターム１の「紅葉山見っけ隊」でたくさん探検した紅葉山公園を中心に、またいっぱい散策しながら葉っぱを採集し、アートの授業ともコラボしてじっくりと細部まで観察していきます。
普段何気なく見ている葉っぱも よく観察してみると色々な形や大きさの葉があったり、同じ緑でも濃淡が違ったり、縁がギザギザなもの・スムーズなもの、葉の厚みがあるもの・薄いもの、表面の感触がザラザラしたもの・つるっとしたものなど、様々な種類のものがあることが分かります。似ているところ・違うところを観察し、特徴を記録していくことを重ねて、科学的な視点で比較・分類することに挑戦します。そして、自分たち独自の分類方法で「葉っぱマップ」を作成し、どのようにラベリングしたのか言語化して発表することにも挑みます。
「こんな形の葉っぱあったよ！」「なぜ色が違うのかな？」「葉脈は何でこんな模様をしているの？」学びのアンテナをグルグルさせて、色々な発見、疑問、もやもやを感じながら葉の観察を続けていくことで、今まで気づかなかったことがどんどん見えてくる！ このテーマのセントラルアイディアである「見れば見るほど見えてくる。」ということを実感し、今後 葉っぱ以外のものやことにも興味関心を持ってじっくり観察し、 あらゆる分野に発見や学びが広がっていくきっかけとなることを願います。
YH
（参考） TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表（実施内容）