【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは時代の流れの中で生きている。
<G4 テーマ学習レポート2>
week3 〜昭和館編 in 九段下〜
明治時代から始まって大正、そしてここからは「昭和」の時代の流れを探究していきます。
まずは昭和の歴史を探りに「昭和館」へ向かいました。
「伝えたい昭和のくらし」、ぜひ みんなに伝わって欲しいですね!
まずは入口の玄関前に展示さえている写真に「戦争ごっご」と「めんこ」がありました。「めんこ」は既に体験済みだったので子供達に確かに届いていたと感じます。
中に入ると、本日ガイドをしていただく末吉さんと合流。早速案内していただきました。
館内は時代の流れに沿って展示してあるので、とてもわかりやすかったようです。
ガイドの末吉さんのお話も細かく時代背景が感じられるようにお話ししていただきました。(事前に打ち合わせをさせていただきました♫)
生活や暮らしについて話を聞いている中で、子供たちから「食べ物や遊びが変わっていってる!」と時代背景にもつながる変化を感じ取った発言が出ていました。
昭和の遊びとして、体験コーナーで「紙芝居」をみたり、井戸の水を汲み上げて洗濯すべく必要な水を確保したり…予想以上の重労働に子供たちも四苦八苦。
昭和の火起こしの道具も展示してありました。
「昭和の服装」
次は昭和の「時代の流れ」を探究しにいきます。
〜week 4〜
集めた情報から子供たちが「時代の流れ」をどう捉えてどのように感じ考えているかを引き出した上で、アウトプットとして「年表」を制作していきます。
見えてきた時代の流れから、子供たちが「時代背景」をどう感じているのかが見えてきます。
「ビー玉遊び」
もちろん「遊び」も忘れません。とにかく夢中に「昭和の遊び」を楽しむ4年生。
昭和に流行した「ビー玉遊び」
「遊び方はー??」と聞かれたので「わからなーい」と答えるとみんなでルールを作って遊び始めました。でもその子供たちが決めたルールは「ビー玉遊び」のルールそのままだったんです!
どの時代の子供たちも考えることは同じってことですね!
めちゃくちゃ楽しんでいました。
現代版「震災ごっこ」
となりのオレンジゾーンでは、1.2年生が震災の時の対処法を行っていました。
それをみた4年生は昭和に流行した子供達の「遊び」にもあった「震災ごっこ」を思い出し「震災ごっこだー!!」と全員が「現代版震災ごっこ」を食い入るように見ていました。
調査結果
ここまで調べ上げてきたことや感じたことを、まとめていき年表にしていく作業はこれまた大変!
明治時代から始まって、大正、昭和、そして平成、令和と「遊び」と「出来事」について調査してきた結果です。
この時代の中に様々な出来事や遊びの文化がありました。その中で、子供たちは、あることを発見したのです。
それは、「遊び」と「出来事」のつながりから見え隠れする「規則性」です。
発表が楽しみです!
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2019年度 年間プログラム(PDF) ・ テーマ学習一覧表(実施内容)