【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】循環のしかたが社会を変える。
<テーマ学習> 〜概要
「もっとお小遣いが増えたらいいのに」。誰もが一度はそう思ったことがあるでしょう。 大人たちでさえ、毎日お金のことで悩み、時にはお金のために争い、お金に振り回されてしまうことがあります。まるで、お金という強力な魔法使いに支配されているかのようです。 しかし、私たちは本当に「お金」のことを知っているのでしょうか?
今回の探究の旅は、常識をひっくり返す「3つの謎」に挑むことから始まります。
第一の謎:「お金そのものには、価値がない?」
ただの紙やデータに過ぎないのに、なぜ私たちはお金を「宝物」のように大切に扱い、必死になって集めようとするのでしょうか?
第二の謎:「お金は、何も解決してくれない?」
お金を払えば、お腹がいっぱいになる。お金を払えば、遠くへ行ける。私たちはそう信じています。しかし、それはお金が問題を解決してくれているのでしょうか?
第三の謎:「みんなでお金を貯めても、意味がない?」
お金持ちになるために、お金を貯める気持ちはわかります。しかし、もし世界中のすべての人が、お金を一切使わなくなってしまったら、果たしてこの世界は豊かになるのでしょうか?
これらの謎を解き明かしていく中で「社会を動かし、誰かを幸せにしているのは、お金そのものではなく、その向こう側にいる『人』であり、お金の『流れ(循環)』である」ということを明らかにしていきます。
しかし、循環はいつも幸福な物語になるとは限りません。 必要のないものを大量に作って捨てたり、嘘の情報でお金を儲けたり、誰かが得をする裏で誰かが泣いていたり…。お金というエンジンは、時にそんな「悪い循環」をも加速させ、社会を壊してしまう恐ろしさも持っています。だからこそ、この探究は一筋縄ではいきません。 「お金がなかった時代」の不便さにタイムスリップしたり、現代の複雑なお金の流れを解剖して「滞り」や「歪み」を見つけ出したりと、行ったり来たりしながら経済の正体に迫っていきます。 私たちが目指すのは、お金の奴隷になることではなく、お金という道具を使って豊かな未来をつくる「循環のデザイナー」になることです。
その迷宮を抜けた先で、みなさんは投資家たちに「未来への投資プラン」を提案し、自分なりの流儀(マニフェスト)を宣言することになります。 未来の社会を豊かにするために、私たちは誰のために働き、どのような意志を持ってお金を回していくべきなのか。 さあ、お金という最強の道具を使いこなすための、6週間のトレーニングを始めましょう。
KK
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2025年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)

