タイトル:人の心を動かすストーリー
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:多様な表現の組み合わせが人の心を動かす。
[6年生]
今回のプレゼンテーションデイでは二本の映画が上映されました。
振り返りシートには
「テーマが伝わったか」
「展開の面白さがあったか」
「視覚的効果の工夫があった」
「音響的効果の工夫があった」
「言語的効果の工夫があった」
「演技的効果の工夫があった」
この六つの評価項目で評価をいただきました。
まずは、観客の皆様からの評価の前に、自分たちで上映してみてどのくらいであったかそれぞれについて振り返りました。
特に一番初めの「テーマが伝わったか」というところでは、全員低い評価で、「10段階中3以下」でした。
なぜそうであったかということを振り返ってゆくと、「メッセージを練る時間が足りなかった」ことや「スケジューリングのミス」そして「全体としてメリハリのない仕事だった」という振り返りが出てきました。
観客の皆様からの評価も同様で、特に「メッセージが伝わらなかった」ことや、「モティーフになった神話が生かされていなかった」ことなどが挙げられていました。
もっと「素直に」映画を作る、そんなことが実はこの年代には必要であったのかもしれません。
「企業」が舞台になっていたり、「軍隊」の話が入ってきていたり、実際に彼らが「伝えたいこと」というよりもむしろ彼らの「目線が出ていた」結果になったのでした。
彼らは次のテーマで「エキシビジョン」をすることになっています。
「希望の持てる将来像」を描き、堂々と、未来に希望を持ってTCSを卒業していけるように、TCSの最後のプロジェクトではいつもの1000倍気合を入れて取り組んでほしいです。
TY
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。