タイトル:サインを受信せよ!
探究領域:意思表現
セントラルアイディア:「メッセージは抽象化によって凝縮して伝えることができる。」
[1・2年生]
ラーナープロファイル。
わたしたちが目指したい学び続ける人の姿が10項目に示されています。
Inquirers、Knowledgeable、Thinkers、Communicators、Principled、
Open-minded、Caring、Risk-takers、Balanced、Reflective
上級生に聞いてみると、それぞれにイメージしていることを語ってくれたようです。
ただ言葉の通り、「Inquirersは探究する人」と答えても、どんな人なのかはピンときません。
探究する人とはどんな人なのか、上級生数人から聞いたあとで自分がイメージしたことを発表していきました。
「大きなハテナをビックリ(発見)に変える。」
「大きなハテナって、どういうこと?」
「もういいやじゃなくて、ハテナを持ち続けることって聞いたよ。」
「ハテナがたくさん出てくることだと思う。」
「いろんなことを聞いてハテナがどんどんわかってくること。」
先週、スイミーが学ぶ魚だという話になったとき、こんな話が出てきました。
「ぼく、ごはん食べるの早くないから、どうやったら早く食べられるか考えてて。
嫌いなものを先に食べてみた。でも、あんまり早くなかった。今度は好きなものと一緒に
食べてみた。あまり変わらなかった。それで、嫌いなものを後に食べてみたら、ちょっと早くなった。」
もういいやと投げ出さずに、どうしたら早く食べられる?とハテナを持ち続けて、いろいろ試しています。語っていることが実際に行われているInquirersな姿です。自分または誰かが、こんなことをしているとき、Inquirersだったという場面がどれだけ見つけられるか、それを振り返ることで、自分の中でのイメージをつくっていきます。
Reflectiveってどんな人だと思う?
「将来こうなるといいなと考えること」
「思っているだけじゃなれないよ。」
「どうしたらいいか方法を考えて、実際にやることじゃない?」
「ちゃんと思い出せる人だって聞いたよ。」
「失敗したとき、失敗したことを思って、次は気をつけようってこと?」
話したことを書き留めていき、イメージづくりの資料にしていきます。
テーマの時間で話し合いが続く一方、アートの時間ではピクトグラムを紹介。
色や形によって、同じマークでも、メッセージが変わり、サインが変わることを見ていきました。
「ポイ捨て禁止だったのが、ポイ捨てすると好きな人ができるよって意味に変わった?!」
「赤い色から青い色になると、やってもいいよにみえる。」
このようなサインにすると、赤い方に女の人、青い方に男の人が入ってしまうことが多いそうです。
それだけに、色の持つメッセージが強いことが伺えます。
向きを変えても変わるかな。
まねして描いてみようかな。
技術を知ることで、イメージしたことを形にする上でのヒントにしていきます。
さぁ、いよいよアウトプットに向けてのサインづくりが始まります。
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