[1・2年生]
滝ビールを作ってみよう!
2種類作って違いをみます。
どちらも、かき混ぜるのがポイントだということが先週までにわかったこと。
週末に材料を入れたバケツを週明けまでそのままにしておき、
テーマのときに確認してみると、、「臭いよ!」
「何も入れないで、水だけにしてみたら?」という意見が出てきて、
今度はペットボトルを使って試してみることになりました。
交ぜて、交ぜて、交ぜて。
そのうち、ダンスや歌が創り出されます♪
こちらでは、バケツの中に水を入れています。
繰り返していくうちに、自然と泡ができることを発見。
滝ビール班の子どもたちは、
「滝は、強くてずっと流れ続けているから、泡ができる。」と
わかったことを記録をしていました。
「それじゃあ、滝が止まっている夜はどうなるの?」「ビールはなくなるの?」
水の流れは、朝9時からでないと始まらないことは、
公園管理の人に教えてもらっていたので、新たな疑問が湧いてきました。
翌日、夜7時ごろに撮った画像を子どもたちに見せました。
「ない!」
予想通り、ビールはなくなっていたものの、大きな声があがりました。
次の日、スクールに来る前に、調査に乗り出した子がいました。デジカメを持って。
水が流れる前なので、生ゴミうずまきはありません。
でも、それより、もっとびっくりする発見が!
「大変!生ゴミうずまきのところに、亀がいたよ。」
「ほら」といって、画像を見せてくれます。
なぜ、大変なのかは、あの水には消毒の薬が入っているのことを
先週、知ることができたからです。
助け出そうとしてみましたが、隠れてしまって動きません。
「このままじゃ、弱っちゃう。」
フリーの時間にもう一度駆けつけてみると、
「あれ?いない。」「公園の人に聞いてくる。」
事務所に行って尋ねてみると、朝の見回りのときに、隣の池に移したとのこと。
夜の間に草むらの方に行き、隠れたところに産卵して、池に戻るときに
間違えたのだと思う。という話まで聞くことができました。
卵の大きさも教えていただきました。
「見てみたい。」
卵探しが始まりました。
ひとつの発見から、思いもよらないところに繋がっていきます。
滝ビールに限らず、どの発見も、追究の面白さが伝わってきます。
来週からは、このワクワクを発表するための準備に取りかかります。
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※TCS2013年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。