【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】人も歩けば某に当たる。
<テーマ学習> 〜概要
日本の首都である東京。古くは葦が繁るような湿地帯だった土地が、江戸時代を境に世界的にも人口の多い大都市へと変貌してきました。現在の人口は約1400万人、都心と呼ばれる地域には高層ビルが立ち並び、所狭しとアパートやマンションも建てられ、古くなったところは再開発も進んでいます。そのなかにも昔ながらの文化や技術は今なお受け継がれており、東京というまちに息づいています。一方で西方には高尾山や雲取山といった自然豊かな土地もあり、歩いて回るとその変化の大きさを感じることができるフィールドであります。
本テーマ学習では「人も歩けば某に当たる。」というセントラルアイディアのもと、子どもたち一人一人が当事者となって某所へとフィールドワークへ出かけます。紅葉山公園をはじめ、「ココドコ」などで中野のまちを探検してきた彼らは、スクール生活でもさまざまな場所へ出かけてきました多くの外出には明確な目的があります。けれど、その道中の“偶然の出会い”や“ふとした発見”を、どれだけ味わえているでしょうか。「場には限りない発見と疑問のタネがある」ことを学んできた彼らが、さらにそのアンテナを張り巡らせ、東京にある某所を歩いてまわります。止まってはゆっくり歩くという探索を通じて偶発的出会いを楽しみ、まちにある文化・人々に触れながら、フィールドワークの面白がり方を見出していくことでしょう。出会いから始まり、見聞きし、調べることでより深くつながり、それがまた新たな出会いにつながる、そのような望をもつ歩く人を目指していきます。
KO
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2025年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)

