KK
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2025年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)
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・2025年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】わたしたちの未来は、対話の中から育っていく。
<テーマ学習> 〜概要
本テーマ学習が始まって2週間後には東京都議会議員選挙の投票が行われます。また、テーマ学習が終了した次の週には国政選挙である参院選の投票日があります。
日本において10代・20代の若年層による政治参加は、長年にわたって低調な状態が続いています。2021年の衆議院選挙では18・19歳の投票率が43%、20代は36%程度にとどまり、全世代平均を大きく下回っています。こうした傾向は過去の国政選挙でも一貫しており、若者の政治的無関心が深刻な課題になっています。
背景には、政治に対する関心の低さと「自分の声は社会に届かない」といった無力感があります。内閣府の調査によると、「政治に関心がある」と答えた日本の若者は46%にとどまり、ドイツ(67%)やスウェーデン(62%)など欧州諸国と比べて著しく低い水準にあります。また、「政党や政治家を信頼できない」「政治が生活に関係していると思えない」といった意識も根強く、さらに投票を「面倒」と捉える声も多く、結果として投票行動に結びついていません。
若者の声が政治に反映されないままでは、少子高齢社会において世代間の不均衡がさらに拡大しかねません。若年層が「社会を変える一員である」という実感を持てる社会の実現が、今まさに問われています。
このような現状の中で、私たちは本テーマ学習において、日本の政治の仕組みや歴史に関する基本的な知識を理解し、日本を取り巻く政治状況について建設的な議論を積み重ねることで、理解を深めるとともに私たち自身の思いの所在を追究し、政治により深い関心を持つ主体的市民としての第一歩を踏み出します。
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<おまけ:テーマ初日の話>
テーマ初日の最後に「社会問題・政治参加に関するアンケート」を実施しました。その結果がこちら。
https://form.typeform.com/report/o3EAZCE0/vlPICBKX0320Jfao
その中で「日本の社会に満足しているか?」というテーマを題材に取り上げ、グループでディスカッションを行いました。
さらに、各自が認識している社会問題について、グループ内でシェアすることも行いました。5年生男子グループ、女子グループ、6年生男子グループという3つのグループで話した結果は以下の通り。
文字が薄くて判読は難しいと思われますが、共通するものもあれば、ちょっと違った観点もあり。子供たちが持っているこの認識が、このテーマを通じてどのように深まっていくのかが楽しみです。
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・テーマ学習一覧表(実施内容)
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