【探究領域】自主自律
【セントラルアイディア】私たちは軌跡と奇跡で生かされている。
<テーマ学習> 〜レポート
これまでに学んできた「自主自律」の探究領域のテーマ学習を思い出しながら、自主自律という領域についてのイメージを聞いていくことから始めました。1年生時の「I am Special, YOU are Special」では自分だけでなく他の人の特徴や持ち味に触れていくことから始めました。さまざまなテーマ学習を通じて学んできた自分自身と他者について、今はどんな認識なのでしょうか?
・変わらないところも多いと思う、気持ちとか
・でも、当時なんでそんなことしてたんだろうという部分はある
・もちろん体は大きくなってる、まだ大きくなるけど
・ある程度お互いのことわかったかな、喧嘩とかしても、こういうこというよねとかはわかる
5-6年生ともなるとクラスとして話し合いする機会も多く、何度も対話する中で、他者との関わり方を少しずつ身につけてきているような発言が多く出ました。人と人が関わり合うから「人間」?なのでしょうか。
自分自身からちょっと抽象度を上げて、人間とした場合、どのようなものなのか、探ってみました。
哺乳類など生物学的な話もでてきつつ、他の動物との違いとしては感情がある、テクノロジーがある、知能が高い、けど力は弱い、しゃべるなどの特徴が上がってきました。
でも、この特徴はどのようにして獲得したのでしょうか。
子ども達からは「進化」という言葉が出てきました。プランクトンからは始まったという情報は出たものの、そこからなんやかんやあって今の人間になった?というちょっと曖昧な情報。でもプランクトンから人間にはどうやって繋がっていくのでしょう。プランクトンから人間になった場面は誰もみたことがありません。
今回のセントラルアイディアは「私たちは軌跡と奇跡で生かされている。」
生かされている?といった疑問の声も上がりました。それぞれ思うところがあるようなので、グループに分かれてセントラルアイディアについて考えを話し合ってみました。
進化、奇跡、軌跡、わかるようなわからないようなことが出ててきました。そこで自ら情報を集めることに挑んでいきます。インターネットで調べるのが好きな子はすぐに情報を調べてみようとしますが、現地、現物現人を大切にすることを伝えると、実際に行ってみようという話になりました。行き先は国立科学博物館に決定。
そこで何を知りたいのか、当日見て回るグループに分かれて、外出の計画を立てることにしました。
自主自律のこのテーマ、自分でアンテナを立てて、ぐるぐる回していくことに挑戦することも大切にしていきたいところです。
【国立科学博物館】
計画通り、3グループに分かれて博物館を見学、スタッフは引率しますが、それぞれがどのように情報を手に入れていくのかを見守りつつ、カメラマンに徹しました。
【国立科学博物館ふりかえり】
KO
(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)