【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】「信」は豊かな社会の基盤である。
＜テーマ学習＞ 〜概要
様々なニュースが飛び交うだけでなく、誰でも動画やイラストなどの創作物を共有・発信し合えるようになり、さらにはAI技術の飛躍的な発達によって私たちが触れる情報の量も質も日々変化してきています。情報化社会と呼ばれて数十年、私たちの身の回りの暮らしを改めて見てみるとインターネットにより、欲しい情報は簡単に得られ、顔の見えない人とコミュニティを作ることもでき、知らない人とも取引できるような「便利な社会」がつくられてきました。
そうした社会の変化がある一方で、インターネットを介す／介さないを問わずに、国や地域、TCSコミュニティやクラスといった「社会」において、人と人がつながりあうための基盤には「信」があります。そして、社会的な信を形にしたものの象徴が「お金」とも言えるでしょう。人々の仕事やモノの質に対しての信として価値がつき、国への信として為替があります。
今回のテーマ学習では「お金」の歴史的変遷や仕組みを解き明かしながら、社会における「信」の意義を探究していきます。「信」がないと社会はどうなってしまうのでしょうか。様々な事象から社会を支える信頼や信用について考察していきます。そこから３・４年生のクラス「Harmony」に焦点を当てていきます。「信」のあるクラスとはどういうものかを議論し、自分たちが定義したクラスの実現に向けて分析・施策立案したものをプレゼンテーションすることに挑戦します。
KO
（参考） TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2023年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表（実施内容）