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「Be Water」G3G4 テーマ学習 レポート5

【探究領域】万象究理
【セントラルアイディア】私たちは水と共に生きている。

<テーマ学習レポート> week 5 & 6

本テーマでたびたび意識して行ってきたのは、「知識や思考の整理」です。

資料や動画、オンラインインタビューなどから、水にまつわるたくさんの知識をインプットしている今回の学び。知ったこと、学んだことを自分なりにどう解釈して落とし込むか、プロジェクトペーパーにまとめたりグループディスカッションをしたりと、情報を知識に変えていく作業にトライしていきました。

そんな中でも、水をめぐってどんな問題が起きているか、その背景に何があるのかをグループに分かれて話し合いをしたときのこと。

グループ内で司会(ファシリテーター)、タイムキーパー、書記を決め、自分たち自身でその場を回していく練習も兼ねることにしました。

すると。。。一人ひとりの話を聞いていこうとして話をふるけれど、いつの間にか聞き役に徹してしまうファシリテーター。時間を管理するのはいいけれど、なぜか1分ごとに時間をアナウンスしてしまうタイムキーパー。ゆっくり丁寧に書き過ぎて、話の進行についていけず、あたふたしてしまう書記。議論が白熱しているグループに、みんなで膝を付き合わせて話しているグループなどなど。。。いざ意識してやってみると、意外に難しい!好き勝手に意見をぶつけるのではなく、意見をまとめて膨らませていく話し合いの仕方とは? こうやって少しずつ体感しながら学んでいきたいと思っています。

↓こどもたちから出てきたものを、メタメタマップで書き連ねて行きました。

水が大切で有限であることもわかったし、そんな水に危機が迫っている事実もよくわかった。子どもたちも「どうにかしなければいけない」という表情にどんどん変化してきたのが見て取れます。

では、生き続けるために私たちになにができるだろう?

この問いで、まずは自由にアイディアを出してもらうことにしました。
視野を狭めたくないので、「どんなものでもOK」としました。

できるだけ水を使わない、トイレの大小を使い分ける、手を洗う時は水を止める、水を使い回す、雨水を溜めてきれいにする、お風呂にあまり入らずシャワーで済ます、みんな髪を男の子みたいに短く切る(髪が長いと使う水の量が増えるから)、海の水を飲めるようにする、自分の家で水を自給自足する、泥水ときれいな水を国同士で交換する、人間が水の中で生きられるよう手術する、人間が人魚になる、空や深海に下水道をつくる。などなど、なるほどと思うものから、そうきたか!(笑)というものまで、まだまだここには書きれないくらいのアイディアが出てきました。

けれど大事なのは、「いつか誰かができればいいアイディア」ではなくて、「今、自分たちから始めることができるアイディア」であること。加えて、そこに「未来性も感じられるアイディア」もあったらいいよね。そんな軸を持ちながら、子どもたちと一緒に分類わけをして、みんなでアイディアを絞って精査していきました。

このように、今回のプレゼンテーションは、とにかく全員で内容を揉んで揉んでブラッシュアップしていく。ここを大事にしています。

スタッフが決めるものでもないし、キッズだけが決めるものでもない。共に学んできた仲間としてフラットに話し合っていきます。「こういう流れはどうだろう?」「でもそれってこのタイミングで言うの早くない?」「次はどうやってつなげるつもり?」「だったら次の話し方はこういうふうにしてみようかな」

そのうえで、自分はどこを一番語りたいのか、伝えたいのか。
どんな言葉を使うのか、語り方にするのか。
一人ひとりに委ねられた持ち時間をフルに使って語り尽くせるよう、それぞれが悩んで磨いていきました。あとは本番でぶつけるのみ。

MK

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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
テーマ学習一覧表(実施内容)

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