【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】私たちは時代の流れの中で生きている。
<G4 テーマ学習レポート1>
week1〜「遊び」について考えてみよう
これは、テーマの資料を入れるクリアファイルの使わないビニールで遊んでいる 4年生! 本来捨ててしまうようなものでも「遊び」に変えてしまいます。そんな姿を見て「遊び」ってこうやって創造されていくんだなぁと思わされた一瞬でした。
しかし、突然始まったこの「遊び」!
確かにやってみると面白い!他の学年の子供たちもやりたそうに熱い視線を送っていました!
さて、「遊」の漢字の成り立ちを考えていきました。ただの遊びではなくて、深い意味があったんですね!
プライアーナレッジ。現代の遊びが満載です!!
子供たちの
「趣味」や「スポーツ」も遊びの概念に入っています。
また、なんでも「遊びと思ってやれば遊び!!」という発言がありました。妙に心に突き刺さる意見でした。
お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんから聞いてきた「遊び」もシェアしました。
week 2〜「遊びの歴史をさかのぼってみる。」
week2 では「遊び」の歴史を遡ってみようということで、時代は明治時代から世の中の出来事と一緒にディスカッションしていきました。
その中で子供たちは、生活や世の中の動きと「遊び」がつながっていることを感じていました。
戦争があった年には「戦争ごっこ」、震災があった年には「震災ごっこ」など。
子供たちの口からは、「なんでみんなごっこにしちゃうんだろう?」「不謹慎じゃない??」と「信じられなーい!!」が連発されていました。
僕自身もそこは疑問に思ったことが多く。「これは深掘りして調べるしかないね!」と子供たちに促しました。
この時点で「遊び」と「時代の流れ」がいやというほど感じられた一瞬でした。
セントラルアイディアと探究領域からこのテーマの真髄に迫ります!
テーマの考え方( Inquiry Keys(概念))を共有していき、六週間、常にアンテナを張って考えに考えぬいていきます。
<遊びの体験>
めんこ編
そして、実際に流行した遊びをやってみよう!
ということで、密かに用意しておいた「遊びのアイテム」をみんなと体感してみました。
このめんこは、その時代のもので絵柄もその時代に流行したキャラクターが描かれています。
「なんだ?!このキャラクターは?」「知らないこんなの!」などとお父さんお母さん世代なら「懐かしぃー!!」と声を唸らせるものですが現代っ子には不思議なキャラに見えたようです!
みんな夢中になって、まさに ドハマりしました!
放課後も「ねぇねぇ、まっつん!勝負しよー!」時間を忘れるほど熱くなっていました。
これから、さらに時代を遡って「遊び」と「時代の流れ」を探究していきます!
HM
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
2019年度 年間プログラム(PDF) ・ テーマ学習一覧表(実施内容)