「似て非なるもの」G5G6テーマ学習 概要

私たち一人ひとりが持っている遺伝子には、祖先の軌跡が刻み込まれています。微生物から人類へと進化してきた歴史があるからこそ、今の姿の自分が存在するわけであります。

その歴史を紐解けば、私たち「ヒト」はなるべくしてなったのではなく、地球の大変動に伴い、度重なる偶然の中で長い時間をかけて進化をしてきたことが見えてきます。その軌跡は奇妙ともいえる跡なのです。

本テーマ学習は、こうした「奇跡」に着目していき、自らのかけがえのなさと、より多くの可能性を実感し、「私たちが生きていることは奇跡である。」ことを感じていく学びです。

まずは、何がどう奇跡なのか、人類誕生の歴史を辿っていきます。

そして、自分たちが受け継いできているものは、親だけではなく、その背景にある「歴史」であることを遺伝のメカニズムを通して知っていきます。遺伝子には、謎が多く秘められているものの、近年の研究によって明らかになってきていることもあります。突然変異しているものがあったり、眠っているものもあったり、あらゆるウィルスに対抗する免疫の力も持っていたりなど、遺伝子の隠された可能性についても触れていきます。

自分自身の新たな側面を知ったことで、これからの未知なる未来をどう生きていくかを模索し、その見解や思いを「We Are the World」の曲にのせて披露します。