【学年】1年生2年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】私たちはおかげさまで生きている。
<テーマ概要>
「ありがとう」 それは感謝の念を伝える言葉。「ありがたい」と感じ、お礼の気持ちを他者に伝える言葉であります。
口先だけのありがとうや促されて言うありがとうでは、ただの単語を発しているだけになってしまいます。生活の中での「ありがたさ」に気づき、いくつもの「ありがたみ」に囲まれていることが実感できると「おかげさま」と思えるようになっていきます。今回、目指していくのは、自分たちがいかに支えられているかを感じとれるかどうか、視点や認識の変換であります。まずは、見えていない・見ていない・見ようとしていない部分の「かげ」に着目し、観察していくことで、日頃、当たり前に思っていること、わかったつもりになっていることを探していきます。スクールの中や紅葉山公園など身近な場所で、「ありがたい」ことが隠れていないか考えていきます。さらに、いつもは見えない給食づくりの現場の様子を映像で観察していきます。どんな人たちがどんな思いでどんなことをしているのかを知ることで、自分たちの元に届く給食に対してどう認識が変化していくか、自分の言葉で表現し、書き留めていきます。そして、改めて毎日の生活の中での「ありがたみ」に目を向けていきます。「おかげさま」とは何か、それぞれに見えてきたことを共有していき、最後には、記録してきた「ありがとう」を「おかげさまっぷ」としてまとめます。自分たちがたくさんのおかげさまの中で生きていることを感じとること、それが社会寄与の第一歩となります。
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)