【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】感性と情緒が凝縮された言葉は、人の心を結びつける。
<テーマ学習 レポート>
自分なりに書いてみた「もみじ」の詩。それぞれ視点が違い、感性が違うことで、独自の持ち味があることがわかりました。
都電の旅でも、もうモチーフは決まっている様子。
ここでは、書く前に詩人たちが使っている技を紹介していきました。
子どもたちには以下の表紙をつけた、10の技とその技を使った詩を紹介した冊子を資料として、一緒に読んでいきました。
その1: 同じ「音」を繰り返したり、 「音」のイメージを利用したりする
その2:擬音語・擬態語を利用する
その3:同じ言葉から連想する 二つの言葉を対比する
その4:漢字を分解して物語を作る
その5:ダジャレを用いる
その6:動物をよく観察し、 動物になった「つもり」で表現する
その7:ものをよく観察し、 ものになった「つもり」で表現する
その8:あることばを出発点として、どんどん「連想」を繰り返す
その9:日常生活で出会う ちょっとしたことをじっくり観察し、「様子」をくわしく描写する
その10:家庭で起こったこと、家族関係の中で感じたことを素直に表現する
すべての技を一度に使う必要はありません。
使ってみたいと思った技をいくつか念頭において、つくってみます。
技には言葉遊びの要素が多く含まれています。詩はいかに言葉を使って楽しむか。自分の感性をもとに、言葉を考えていきました。
テレ・ラーンでも詩作中。
技を意識しているのが伝わります。
ちなみに、これはversion 1です。これから推敲の旅が始まります。
また、名前はペンネームです(詩人ですから)。
実際に書いてみると、「もっと見ておけばよかった」ということも出てきます。それは、次回の旅に活かしていくことにします。
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(参考) TCSテーマ学習について、以下よりご覧ください。
・2020年度 年間プログラム(PDF)運用版
・テーマ学習一覧表(実施内容)