【学年】1年生
【探究領域】時空因縁
【セントラルアイディア】 場の探険から私たちの生活が見えてくる。
<テーマ概要>
小学校生活の第一歩を踏み出した子どもたちにとって、まわりは未知なることだらけです。どんなことにも面白がることが、自分の世界を広げていく入り口であることを体験していきます。ポイントは「面白がること」です。そこには、今回、特に発揮させていきたいTCSスピリットのPlayfuinessとResilienceがつまっています。
このテーマ学習では、ひとつの「場」を観察し続けていくことで、その場で繰り広げられている様々な「生活」にどこまで触れていけるかについて探究していきます。スクールからいちばん近くにある「紅葉山公園」に通い、そこに存在するものや人を探し出していきます。「見る」「聞く」を徹底することで、見つけたものがあらゆる方向に広がっていくことを楽しみます。実際に目にしなければわからない発見をしたり、聞くことで見えていない部分の発見をしたりすることで、探究の基本となる一次情報のすごさを体感していきます。
一見面白そうに思えなくても、知っていくほどに面白さを見い出せていきます。そこに辿り着くために求められるのが、楽しもうとするPlayfulnessとがんばろうとするResilienceになります。
見つけたものから、もっと知りたいこと見つけ追求し、新たなる発見をしていきます。そして、さらなる疑問へとつなげていきます。探究には終わりがありません。それを感じることも1年生にとって初回のテーマ学習としては欠かせない要素となっています。
また、同じ場を共有する「公共」という概念にも自ずと触れていくことになり、そこにいるものや人にとっての生活の場として公園の存在が見えてきたとき、「私たちの紅葉山公園」という大きな発見へとつながっていくことでしょう。
発見と疑問を繰り返してきたら、「こんなの見っけたよ!」「これって、すごいんだよ!」と誰かに伝えたくなります。大勢の人の前に立ち、公の場で伝えたいことを相手に聞こえるように話すことがテーマ学習でのミッションとなっています。話す方も聞く方もドキドキ・ワクワクを一緒に味わっていきましょう。
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(参考)
2017年度 年間プログラム(PDF) ・ テーマ学習一覧表(実施内容)