【学年】5年生
【探究領域】共存共生
【セントラルアイディア】人権は自由、正義及び平和の基礎である。
＜テーマ概要＞
自由であること、正義を持ち続けること、平和であることは、「言葉」では当然であると納得ができていても、境遇が異なる人間たちが生きていく上では、意見の相違や衝突もまた当然起こり得ることであり、実際に闘争や排除は私たちにとって身近な問題となって現れてきます。冒頭での「言葉」が理想だけで終わらないために、私たちがどう「人権」を捉え、守っていくべきかを考えていくことが本テーマ学習の中心となります。
すべての人民とすべての国が達成すべき基本的人権についての宣言である「世界人権宣言」。この宣言が採択されるに至った経緯や背景、そして内容を読み解き、基本的人権とは何か、それを脅かす実情について把握していきます。
様々な人権問題に触れ、ほかの人にも知ってもらいたい、伝えるべきだと強く感じた事柄について、最後は聴衆の前でスピーチします。下級生にもわかる言葉を選び、自分の思いを込め、多くの人に伝えるためには、どう話せばいいのかを追究していく中で、内容理解を深め、何を言いたいのかを繰り返し自問していきます。
人権が自由、正義及び平和の基礎であるかをいかに「言葉」で伝えられるか、６週間の成果として表れてくることでしょう。
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（参考） TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版