【学年】 5年生 6年生
【探究領域】社会寄与
【セントラルアイディア】 事業の目的は顧客の創造である。
＜テーマ学習レポート＞
プレ営業の日を迎えました。
自分たちにとっては練習。お客様になってもらうのは顔なじみの子どもたちや保護者の方々。下級生たちは、お菓子が150円分買えるとあって大喜びです。
大繁盛の中、レジに迷う子、席がなく立っている人、細かいお菓子をいくつも手に持って歩く子が出てきます。「レジってどこ？」「椅子はまだありますか？」「袋はないの？」とお客様から声をかけてもらえると「あっ」と気づかされる店員さんたちでありました。
終了後、営業日誌にて、開店前・開店中・開店後に自分が何をどんな工夫をして動いていたのかを記録して、振り返ってみると問題だった点やその改善案を考えてみます。
自己の振り返り、会計集計ができたところで、全体ではマーケティングの４P（Product、Price、Place、Promotion）を使って、本番に向けての戦略を立てていきます。
売れ残りや売り切れ商品の原因は？今後の仕入れ品は？値段改定の必要は？オススメして商品を買ってもらえたかどうか？仮説に加えて、実際に買ってくれた子たちに聞くことも今回は可能です。
Placeについては直接販売に限られていますが、その中でお店の配置や接客について見直しをしていきました。
見えてきたことは、今回はお客様の方が積極的であったということ。自分の力で売上を促進するための施策として、本番営業までに担当商品のPOPを作成することを課題に出しました。何を売りにしたいか、どんなキャッチフレーズにするか 考えていきます。「試食していい？」「自分の金券で買ったら？」「そっちの方がいいか」など言いながら、触ったり、嗅いだり、食感を確認する子も。
宣伝として、チラシを作成。前日に出来上がり、印刷して、公園や道で営業活動。「結構、配れたよ。」とのこと。
ポスターも作りだしていましたが、１回目営業前には間に合わず。完成度にこだわりすぎている様子。時間が限られている中で、何を優先してどこまでやるか見極めることも学んでいます。
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（参考） TCSテーマ学習については、以下よりご覧ください。
2018年度プログラム_基本形 ・ テーマ学習一覧表_実施版