【学年】1年生2年生
【探究領域】意思表現
【セントラルアイディア】 メッセージは抽象化によって凝縮して伝えることができる。
<テーマ学習レポート>
テーマ「サインを受信せよ(G1-2)」_week4
いよいよ4週目突入!折り返し地点です。
「これまでたっぷり受信してきたよね〜そうやって受け取れるということは、、、」と言いながらリレーのバトンを真似してみると、
「あ!誰かメッセージをみんなにつたえる人がいるってことだ!」と、目を輝かせて話すキッズ。
さすが、気づきましたか!さぁ、今度は発信側として、みんなにメッセージを伝える番。なんと、TCSの時間割をピクトグラム化することに挑戦していきます!
これまでは、抽象化されたサインを解読し、具体的な事例に言語化していきましたが、今度はその反対。具体例をたくさん出し、そこから特徴や共通点を見つけ出して抽象化していく作業です。
ということで、まずは試しに「よむ」についてみんなでディスカッション。「よむ」っていうクラスはどんな時間なの?どんなことしてるの?「よむ」って楽しい?じゃあなにが楽しいの?面白いって思うところはどこ?なんでそう感じるの? とにかく一気に思うことを出していきます。
そのあと、その視点をもとに、自分が考える「よむ」のピクトグラムづくり開始!
ちなみに、ピクトグラムは初めて見た人にも伝わるあるはず。。。!ということで、ちょうど見学に来られていた方に電撃インタビューを実施。みんながつくったサインを見てもらいながら、どう感じるか聞いてみることにしました!
すると、、、
「じゃがいもみたいな中に人がいるように見えるね。台所かな?」
「なんで青い色なんだろう。静かにしなければいけないのかな」
なんて意見が飛び出しました!これに乗じて聞いていたキッズたちも、
「寝ながらポテトチップスを食べているように見える」
「ゴミ拾いをしている人がいるのかな?」なんて声も。
しかしいいですか、今回は正解当てっこクイズではありません(笑) みんな「よむ」という同じモチーフをつかって、それをひとつの絵で表現したはずです。チームに分かれて同じように自分が描いた絵を見せながら意見を聞いてみるも、やはり「伝えようとしたことが伝わらなかった」という悔しい思いをするキッズ続出。
伝えても、必ずしも伝わるわけではないということを実感します。
そこで、TCSおなじみのリフレクション。Good&Betterを使って、チーム内のメンバーにフィードバックをしていきました。
そしてまた、このフィードバックをもとにさらなるイメージを膨らませ、ピクトグラムを描いていく。この繰り返しであります。
そんなやり方を踏まえた上で、ここからチームに分かれ、自分たちが学んでいる授業をそれぞれピクトグラム化していく時間が始まります。
その授業でどんなことをしているのか、パートナーと話し合いながらそれぞれの認識を確認しあい、その授業ならではの特徴を抽出していきます。
ここからいよいよ制作へとうつっていきますよ〜。
MK
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(参考)2019年度TCSテーマ学習一覧より他のテーマ学習内容をご覧いただけます。