タイトル: お客様の笑顔を獲得せよ
探究領域: 社会寄与
セントラルアイディア:事業の目的は顧客の創造である。
[5・6年生]
先週のアンケートから一週あけて、まさに「仕事」をガシガシと進めてゆきます。
まずは「調査」卸売の「タジマヤ」さんまで足を運び、みんなで卸売を探検します。
「駄菓子がこんなに安い!」
「こんな駄菓子あんまり見ないな、これは売れるんじゃないか?」
3,000円の融資を受けたTCSキッズは「自分がこれだ!!」「これは絶対売れるはず!」という駄菓子をチームで一つ買って行きます。
さあ、直感的に買った駄菓子は売れるのでしょうか?
そして、調査の翌日は、今までのインタビュー結果、調査結果をまとめながら「顧客の特性」について考え、ターゲットを絞り、どのような価値を提供するのか、経営会議を開いて考えました。
・経理関係では帳簿をつけなきゃな。
・仕入れは仕入先の調査と何を仕入れるか、ターゲットも考えてやらないと。
・ポスターとかいろいろなところに張ってもらわないと。ポスターはこんな感じで・・・
・事業計画書も仕上げたいと思うんだけど、事業コンセプトを話し合って決めようよ
まさに「オフィス」的な空気が流れ、会議は進んでゆく中で、問題が起こりました。
「じゃあ、俺の部分は終わったからもう作業に入っていいかな?」
「え!事業コンセプトはみんなで決めないといけないんじゃないの?」
それぞれの仕事を分担する中で、「自分の仕事についての報告は終わったからいいや」となってしまいがちです。
しかも、今年度から「MacBook Air」をTCSでは導入しているのですが、
やはり「新しいツール」は使いたくなる!みんなで話し合うより、PCでいろいろ調べたい!
そんな気持ちが伝わってきます。
それでも、みんなで決める重要なことはちゃんと決めたいところ。
話し合いながら、「お・や・つ」というコンセプトが生まれました。
「お・や・つ」の
「お」は「おいしい」の「お」
「や」は「やすい」の「や」
「つ」は「つかいやすい」の「つ」
でした。
それぞれ、懐かしいながらも美味しく、懐を気遣った安さ、そして優しく店員が対応したり、便利さが高いという意味での使いやすさこの三つこそが、今回の事業コンセプトです。
さぁ、練上げたらどんどん準備をしていこう!!
事業をする中では準備することもたくさん。
リストに上げていったらきりがありませんが、見事にGoogle Spreadsheetを活用して、タスクをあげていったり、帳簿を作成したり、Google Docsで事業計画書を共同編集したり、Keynoteでポスターを作ったり、
現代の企業ではPCがなくてはならなくなったことと同じように、今回のビジネスでもPCが大活躍します。
せねばならぬことはたくさんありますが、忙しくも仕事をこなして行ける感覚は達成感を積み重ねて楽しくもあります。
残業をしながらも準備はめまぐるしいスピードで進んでいきますが、無事、水曜日に開業を果たすことはできるのでしょうか?
TY
※TCS2016年度探究テーマ一覧は、こちらよりご覧ください。